3.病院事業会計
町立八丈病院は、東京の島々の中で唯一の自治体病院であり、離島における医療確保のため、内科・外科・小児科・産婦人科のほか12の臨時診療(専門外来)を実施し、伊豆諸島における中核的病院としての役割を果たしています。
本年度は超音波診断装置等を更新し、医療サービスの充実を図りました。本年度の総収益が1,429,124千円(前年比21,357千円増)、総費用は1,464,376千円(前年比9,786千円増)で、当年度純損失が35,252千円(前年比11,571千円損失減)となりました。
一般会計繰入金500,490千円のうち、資本勘定に105,620千円、損益勘定に394,870千円を繰入れました。
資本的収入額が資本的支出額に不足する額197,861千円は、過年度分損益勘定留保資金102,061千円で補てんした。なお、不足する95,800千円は令和5年度同意済企業債未借入分で措置するものとする。
4.浄化槽設置管理事業会計
生活排水の適切な処理のため、合併処理浄化槽の普及・設置を進めました。本年度の浄化槽設置数は11基及び寄附2基、年度末時点では全体で378基の浄化槽を管理運営しています。
本年度の総収益が47,323千円(前年比570千円減)、総費用は51,075千円(前年比841千円増)で、当年度純損失が3,752千円(前年比1,411千円損失増)となりました。
一般会計繰入金27,607千円のうち、資本勘定に5,137千円、損益勘定に22,470千円を繰入れました。
資本的収入額が資本的支出額に不足する額1,745千円は、当年度分消費税資本的収支調整額751千円、引継現金994千円で補てんした。
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