文字サイズ
自治体の皆さまへ

年頭のあいさつ 八丈町長山下奉也

2/50

東京都八丈町

新年あけましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、年明け早々の1月1日に石川県能登半島で大きな地震が発生、9月21日には豪雨により再び被害を受ける複合災害があり、多くの方々が被災されました。能登半島地震等により被災された皆様、ならびにご家族の皆様に深くお見舞い申し上げます。皆様が一刻も早く平穏な生活に戻れることを心よりお祈りしております。
日本各地ではその後も地震が発生し、八丈町におきましても鳥島近海における地震の影響による津波や「南海トラフ地震臨時情報」による地震・津波に備える呼び掛けを防災行政無線等で8日間実施いたしました。
災害はいつどこで発生するのか、その正確な予測は、きわめて困難であると言われております。昨今の災害状況を見ますと、私たちの経験や想像をはるかに超えた災害が、常に起こり得ることを想定し、備えなければならないと痛感しております。八丈町としましても町民の皆様の生命・財産を守れるよう、東京都や関係機関と協力し、災害対策に取り組んでまいります。
さて、八丈町は、本年4月1日に町制施行70周年の記念の日を迎えます。昨年から広報キャラクターである「ロベレニくん」記念ロゴの作成や温泉事業30周年と合わせた記念事業、70周年記念表彰式などのほか12事業を実施いたしました。今年も3月に名誉町民である團伊玖磨生誕100周年と合わせ、オペラ「夕鶴」の公演や八丈町勢要覧70周年記念誌を発行いたします。町民の皆様、企業や団体の方々と協働し、町制施行80周年、90周年、さらに100周年を迎えた時も「町民一人ひとりが幸せを感じるまち」として輝きに満ちて、発展していけるよう町政を推進してまいります。
急速に進行する少子高齢化や人口減少の進むなか、SDGs(持続可能な開発目標)や自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進などの課題に積極的に取り組み、デジタル技術を活用し、業務の効率化や事務負担の軽減を図ることで業務や組織体制の見直しを行っていくとともに多様な地域課題の解決に努めてまいります。
町の基幹産業である農業、漁業、観光などでも、デジタル技術を活用することで新たな発展に繋げられるよう、東京都や関係機関各所と連携を図り、取り組んでまいります。今後の発展のため後継者の育成、必要な基盤整備等については継続して支援を行ってまいります。
最後になりますが、明るい八丈町を築くため、引き続き暖かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆様のご健康ご多幸をお祈りして、新年の挨拶とさせていただきます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU