■今月の学校行事
■八丈方言ニュース 危機的な状況にある言語・方言サミット(八丈島大会)幕を閉じる!令和6年12月7日・8日
2日間で島内外から延べ570名の来場者があり、八丈島大会が無事終了しました。当日は、おじゃれホールが各地域の言葉に満ち溢れ、熱気に包まれた大会になりました。
出演者、来場者の皆さん本当にありがとうございました。
この大会は、文化庁の主催で、主に消滅危機言語に指定された地域を巡って毎年行われてきました。2014年に第1回をここ八丈島で行い、丁度10年経過した2024年に、再び八丈島で開催することとなりました。町制施行70周年を記念した行事の一つにもなっています。
サミットの様子を一部ご紹介します。
▽12月7日(1日目)
開会式の後、金田章宏氏(千葉大学名誉教授)の基調講演「八丈方言の過去・現在・未来」を語ってもらいました。午後からの「聞き比べ」コーナーでは、各地域の言語方言がいかに多様であるか、話者の方々が生の語りで伝えてくれました。その後15の地域のブースで、消滅の危機言語・方言についての取り組みを発表しました。
▽12月8日(2日目)
午前はアイヌ語の表現披露があり、アイヌ文化や言葉に興味深い様子でした。午後の方言大会では、出演者が島言葉を楽しく語ったり、唄ったりして、ホールが笑いの渦に包まれました。今回の大会宣言を、三原学園の有志が高らかに発表して、来年の開催地である石垣市教育委員会教育長﨑山氏が話し、2日間のサミットに幕を閉じました。
問い合わせ:教育課庶務係
【電話】2-7071
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