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自治体の皆さまへ

認知症とともに、自分らしく暮らし続けるために 認知症コラムNo.19

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東京都八丈町

認知症は誰にでも発症する可能性のある病気です。認知症について正しく理解し、地域ぐるみであたたかく見守り、認知症の方やその家族を支えましょう。

■オーラルフレイルで認知症予防!
寒くなると自宅で過ごす時間が長くなりますね。あったかい部屋で美味しい食事を食べて、ゴロゴロする時間は幸せに感じるものです。いつまでも元気に食事やおしゃべりが楽しめるようにオーラルフレイル(口の衰え)から認知症予防に取り組みましょう。

▽オーラルフレイルって何??
オーラルフレイルとは、お口のフレイルのことで、加齢に伴い、かんだり、飲み込んだり、会話をしたりするなどのお口の機能が衰えることを言います。フレイルの入り口、プレフレイルとも言われており、将来の介護リスクを高めるお口のささいな衰えが積み重なった状態です。
「フレイル」は、心身の活力(筋力・認知機能・社会とのつながりなど)が低下した状態

▽最近こんなことありませんか?
□むせる、食べこぼす
□食欲がない、少ししか食べない
□やわらかいものばかり食べる
□滑舌(かつぜつ)が悪い、舌が回らない
□お口が乾く、ニオイが気になる
□歯が少ない、あごの力が弱い
上記のような口のささいな衰えが積み重なるとオーラルフレイルや全身の健康にも影響します。

■今日からできるオーラルフレイル対策
▽歯みがき
正しく丁寧に歯みがきをすることで、むし歯や歯周病などを予防し、かめる歯を維持します。歯と歯の間も忘れずに行いましょう。

▽入れ歯や舌の清掃
毎日入れ歯を清潔に保ち、舌を清掃することで、細菌の繁殖を抑制し、炎症や口臭、誤嚥(ごえん)性肺炎などを予防します。

▽よくかんで食べる
口の周りの筋肉が鍛えられ、唾液が出やすくなり、かむ力と飲み込む力を強化します。

▽口を動かす
本・新聞の音読、「お口の体操」、「唾液腺マッサージ」などで、口のまわりの筋肉と飲み込む力を強化します。

歯科医院で定期的なケアを受けていると、自分では気付かない口腔のトラブルを早期に見つけ、全身状態や口腔状態にあった検査や治療、アドバイスを受けられます。歯や口の状態に心配や不安を感じたら、歯科医に相談してみましょう。

問い合わせ:福祉健康課高齢福祉係
【電話】9-5670

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