市長コラム

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■デジタル技術で地域の活性化を
八王子市長　石森孝志(たかゆき)

デジタル機器の普及により、私たちの生活は大きく変わりました。特にスマートフォンは電話機能だけでなく、インターネットの閲覧やSNSでのコミュニケーション、電子決済などにも利用でき、日々の暮らしを便利に豊かにしてくれるものとなっています。
本市では一昨年度、「デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」を策定。技術を活用し、人と人とのつながりを深め、地域共生社会を実現することを目指しています。
その一環として、地域経済やコミュニティの活性化を目的に、今月18日から本市独自のデジタル地域通貨「桑都ペイ」をスタートします。市内の対象店舗での支払いはもとより、利用者同士のポイント交換機能などを用いて、生活に役立つコミュニティツールとして活用できます。今年度は、「桑都ペイ」に親しんでもらうため、チャージした金額の30%(最大9千円分)のポイントを付与するほか、「八王子フードフェスティバル」や「日本遺産フェスティバルin桑都・八王子」でもポイントをプレゼントするキャンペーンを行いますので、是非多くの皆さんにご利用いただき、感想やご意見をお寄せいただければと思います。
「桑都ペイ」を単なる通貨として利用するのではなく、皆さんが継続して使いたくなるように様々な事業と連携させて、活気あふれる地域づくりにつなげてまいります。