■30番目の構成文化財が追加認定 鑓水商人の息吹を感じる諏訪(すわ)神社
鑓水にある諏訪神社が日本遺産「桑都(そうと)物語」の30番目の構成文化財として追加認定を受けました。幕末から明治にかけ、桑都・八王子と横浜を結び、輸出用の生糸取引で財を成した鑓水商人の寄進により建てられた同神社。明治10年に諏訪・子(ね)の権現(ごんげん)・八幡(はちまん)の3社が合祀(ごうし)され、境内が整備されました。見事な彫刻が施された、市の指定有形文化財でもある3つの社殿のほか、生糸商人・八木下要右衛門(やぎしたようえもん)らの名が刻まれた石灯籠(いしどうろう)、手水鉢(ちょうずばち)などが現存し、鑓水商人の息吹を感じ取ることができます。
▽知れば知るほど面白い 絹の道周辺をVRで体感
桑都物語ポータルサイト内(本紙の二次元コード)では、今回、追加認定された「諏訪神社」や周辺の構成文化財「絹の道」「絹の道資料館」などをVRで体感できます。同神社の石灯籠や、普段は間近で見ることができない内部の天井画などもお楽しみいただけます。
■10/7(土) 「手織り体験」で織物づくりを学んでみよう!
10月7日に多摩織工芸館(八幡町)で多摩織伝統工芸士の指導による手織り体験を行います。申込方法など、詳しくは八王子織物工業組合のホームページ(本紙の二次元コード)からご覧ください。
桑都物語の歴史と未来を覗(のぞ)いてみよう
問合せ:日本遺産「桑都物語」推進協議会(都市戦略課内)
【電話】620・7434【FAX】626・8554
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