八王子市長 初宿(しやけ)和夫
■地域で支える子どもの安全
桜より前に先日、高尾梅郷の散策と香りを楽しませていただきました。見事な花を毎年咲かせることが出来るのは、枝の剪定(せんてい)や肥料やりなど、地域の方々の日々の努力の賜物とお礼を申し上げます。
さて、人生の門出に出会う機会が増える陽春の季節を迎えました。日の光に輝くランドセル姿の子どもたちの幸せを願わずにはおられません。日頃から交通誘導などの見守りをしていただいている学校安全ボランティアの皆さまに、この場を借りて感謝申し上げます。
4月6日から「春の全国交通安全運動」が始まります。市は、各警察署と連携して、イベントや交通安全講座を通じて、意識の向上に努めています。特に新入学児は、慣れない通学路を歩くことで不安な時期でもあります。この機会に、お子さんたちと一緒に歩いてみてはいかがでしょうか。
先月、子ども・若者育成支援センターの愛称「はちビバ」を選ぶ会議で、若い世代の方々と意見交換をさせていただきました。また、中学生福祉意見発表大会に出席し、福祉に対する想いを伺いました。多くのことに気付かされる実りの多い時間でした。子どもからご高齢の方まで、全ての市民の生活と未来のための市政に活かしてまいります。
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