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歴史が織りなす、未来への旅 八王子桑都千景

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東京都八王子市

養蚕(ようさん)や織物が盛んだったことから「桑都(そうと)」と呼ばれ、甲州道中最大の宿場町として発展してきた八王子。この歴史は都内唯一の日本遺産にも認定されています。
国内外からの観光誘客をめざし、八王子商工会議所、市まちづくり公社、市では地域の皆さんとともに「八王子桑都千景」に取り組んでいます。このプロジェクトでは、江戸情緒あふれる景観を創出するほか、さまざまな催しを開催。詳しくは同プロジェクトのホームページ(本紙の二次元コード)からご覧ください。

・八王子桑都千景公式キャラクター だるねこ
養蚕農家が縁起物として大切にしてきた、ネズミから蚕を守るネコがだるまを抱く「だるま抱きネコ」。これをモチーフにした桑都の歴史文化を魅力的に伝えるキャラクターです。

■江戸の風情を現代に
▽2月上旬から順次 まちを彩るのれん
横山町や八日町、八幡町など、甲州街道沿いを中心に、歴史あるお店の軒先を藍色のオリジナルのれんで装飾。西放射線ユーロードと東放射線アイロード、甲州街道などでは、のれん風フラッグの掲示も行います。

▽のれんの制作を担当 のれんの魅力を感じて

有限会社 中むら
代表 中村(なかむら) 新(しん)さん

日本独自の文化で、お店の歴史と誇りを示す「顔」でもある、のれん。江戸から明治にかけて、各店が掲げたのれんは、まちの景観をつくる重要な要素にもなっていました。絹織物の集散地として栄えた桑都・八王子で多くの方々とともに、江戸の原風景ともいえる情緒ある景観づくりに関わらせていただけたことが光栄です。

▽2月14日から 夜の花街を照らす行燈(あんどん)の光
「黒塀」など、和の風情あふれる中町の花街エリアを、温もりあるオリジナル行燈の光が照らします。桑都テラスでは、壁面を和傘で装飾したライトアップを行います。

■江戸文化をエンジョイ!
▽伝統芸能の魅力を体感! オープニングイベント
八王子芸妓(げいぎ)衆や八王子車人形、お囃子(はやし)のほか、木遣(きやり)唄で作りあげる創作新内浄瑠璃劇(そうさくしんないじょうるりげき)「恋織雪旅桑都照(おりなすこいゆきのたびてらすくわのみやこ)」を上演し、伝統芸能の魅力を新たな切り口でお届けします。
日時:3月9日(日)午後5~7時
会場:J:COMホール八王子
※事前の申し込みが必要です

▽スタンプラリーで巡る100年企業
2月22日~3月9日の期間、甲州街道沿いの100年企業10店舗を巡るデジタルスタンプラリーを開催します。対象店舗のスタンプを集めた方には、オリジナル手ぬぐいをプレゼント(先着100名)。 ※参加には専用アプリ(無料)が必要です。

▽ワークショップなどの催しも
歴史を学べるトークショーやパネル展示、切り絵体験、風呂敷講座など、さまざまな角度から江戸の文化を楽しめます。
日時:2月22・23日、3月1・2・8日
会場:桑都テラス、まち・なかギャラリーホール(中町)など

▽老舗の逸品が楽しめる「のれん市」
八王子で長年愛されている老舗の逸品を販売します。
日時:3月1~7日の午前10時~午後8時(7日は6時まで)
会場:セレオ八王子北館(旭町)

事前に申し込みが必要な催しもあります。詳しくは、同プロジェクトのホームページからご覧ください。

問合せ:
八王子桑都千景推進協議会事務局【電話】0120・802・311 ※午前10時〜午後5時。土・日曜日、祝・休日を除く
観光課【電話】620・7378【FAX】627・5951

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