■自分は大丈夫!と思っていませんか
◇身近に潜む消費者トラブル
「初回限定300円、2回目からは割引価格6,000円、いつでも解約OK」などと書かれた広告を見て注文。届いた商品が気に入らず解約しようと連絡すると、「単品購入価格の1万円を払えば2回目からの解約に応じる。規約にも書いてある」と返答が…!このような消費者トラブルが多発しています。身近によくある消費者トラブルを紹介しますので、ご注意ください。
◆事例6
◇深夜のトイレ詰まり
格安のはずが高額請求された
「緊急事態でも焦らず調べて!」
ネット検索で見つけた「作業最安値●円(税込み)~」という業者に依頼したところ、追加工事が必要などと言われ、高額な料金を請求された。
※鍵の開錠などの場合もあり
◆事例7
◇「屋根を修理しないと大変」と不安をあおられ、契約してしまった
「その場で契約は絶対しないで!」
突然自宅を訪問してきた業者が屋根を無料で点検してくれたが、点検後「このままでは大変なことになる」などと言われ、不安になり修理をする契約書にサインをしてしまった。翌日に解約を申し出たが解約はできないと言われた。
◆事例8
◇回数無制限の脱毛コースを中途解約したが、1回分しか返金されない
「長期間の高額契約はよく考えて!」
エステ店で、有償4回で5回目以降無制限通い放題の全身脱毛コースを契約した。3回通った後、中途解約したところ「1回分だけ返金する」と言われた。
◆事例9
◇友人に誘われたセミナーで投資話を断れず借金してしまった
「おいしい話はない!人を誘って「加害者」に!」
友人に誘われて参加した投資セミナーで「人を紹介すれば紹介料が入る」と入会を勧誘された。お金がないと断ったが、「借金すれば良い。みんなそうしている」「もうかるからすぐ返済できる」と言われて断り切れず借金し、入会してしまった。
◆事例10
◇子どもがスマホで高額なゲーム課金をしてしまった
「家族の中でルールを決めよう!」
子どもが親のクレジットカード情報を無断で利用し、オンラインゲームやオンラインくじ、動画サイトでの投げ銭に課金し高額な料金を請求された。
▽事例6~事例10の事例や区内でよくある相談事例を、区のHPで紹介しています。
「千代田区消費者だより」で検索または二次元コードへ
(本紙参照)
■商品の購入、契約などで困ったときはご相談ください
消費生活センターは、くらしの中で生じる商品やサービスに関するトラブル解決のお手伝いをする相談窓口です。気軽にご連絡ください。
相談先:千代田区消費生活センター相談専用
【電話】03-5211-4314
9時~16時30分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)
◇相談の流れ(イメージ)
(1)ご相談
専門の資格を持った消費生活相談員がトラブルの経緯やご意向を伺います。
(2)状況整理・確認
契約内容や状況などの問題点を整理し、どのような解決方法があるか考えます。
消費者の皆さんが自分の力で問題の解決ができるよう、中立公平な立場で解決方法を一緒に考え、必要な情報、交渉方法の助言、必要に応じて専門の相談機関を案内します。消費生活相談員が消費者と事業者の間に入る必要があると判断した場合は、双方の意見を聞いて、話し合いによる調整(あっせん交渉)をします。また、トラブルに遭わないための消費者教育や啓発、情報発信も行っています。
対象:区内在住・在勤・在学者
相談方法:電話または来所(窓口へ) ※メールでの相談は受け付け不可
費用:無料
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