消費者だより

35／39

◆詐欺サイトに注意!インターネット通販利用時の注意点
インターネット通販は時間を問わず利用でき、身近で便利な購入方法ですが、「注文した商品が届かない」「販売業者と連絡が取れなくなった」など相談も多く、利用に際しては注意が必要です。

■相談事例
◇事例1
入手困難な限定書籍をインターネットで検索し、格安で販売するサイトを見つけた。申し込むとメールが届き、代金を個人名義の銀行口座に振り込むよう指示された。すぐお金を振り込んだが、商品が届かない

◇事例2
SNSの広告からアクセスした通販サイトで、財布を代金引換サービスで購入した。受け取った商品に問題があったので、事業者にメールで問い合わせたが返答がなく、サイトには事業者の住所や電話番号の記載がないので連絡が取れない

■消費者へのアドバイス
詐欺サイトにいったんお金を支払ってしまうと、返金を求めるのは困難です。サイト内の「特定商取引法上の表記」で会社情報を必ず確認し、次のような不審な点がないか確かめて利用しましょう
・販売価格が大幅に値引きされている、あるいは他サイトはどこも在庫が全くないのに、色も種類も商品がそろっている、などのサイトは注意が必要です
・サイト内には、さまざまな支払い方法が可能と記載があったのに、実際は個人名義の銀行口座への事前振り込みや代金引換サービスのみを指定してくる場合は、詐欺サイトの可能性があります
・サイト内に販売業者に関する情報(事業者名、住所、電話番号など)の記載がない、日本語の文章表現が不自然で内容もあいまいなど、信用性に不安がある通販サイトの利用はやめましょう

困ったことがあれば、消費生活センターに相談してください。

問合せ：消費生活センター
【電話】03-5211-4314