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[NEWSまちみらい]がんばる中小企業 応援リレーコラム

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(連載)
■第2回 中小企業も標的!セキュリティ対策はじめの一歩
中小企業診断士 土田 哲(つちだ さとし)

◇中小企業も標的になっています
中小企業もサイバー攻撃の対象となっていることは、新聞記事の件数の増加からも伺い知ることができます。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、中小企業の3割以上は、情報セキュリティ対策投資を行っていない。その理由は、必要性を感じていないという調査結果を報告しています。
しかし、IPAが実際の中小企業において実施した調査では、調査対象のすべての中小企業においてサイバー攻撃を検知しています。また、警視庁は、ランサムウェア被害にあった企業は、復旧期間は7割超が1週間以上、復旧費用は7割超が100万円以上という調査結果を報告しています。

◇簡単にサイバー攻撃ツールを作れる時代
サイバー攻撃ツール作成キットが、海外のサイトで公開されています。ITに詳しくなくても、簡単にサイバー攻撃ツールを作れる時代です。東京都の高齢者が特殊詐欺にあう確率は約0.1%です。
簡単にサイバー攻撃ツールを作れる時代において、犯罪者も使っているはずで、今後も増えるはずです。

◇セキュリティ対策はじめの一歩
これまでセキュリティ対策に投資をしてこなかった事業者様は、まずはIPAの「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」を行ってください。回答の採点結果で、どのように取り組むべきかが示されています。
次にIPAの「情報セキュリティ5か条」をお読みください。これは、今後のセキュリティ基本方針の柱となります。
さらに「セキュリティ桶の理論」を知ってください。セキュリティ対策は、強固な取り組みを施したつもりでも、1つでも弱い箇所があると、そこから破られてしまいます。
「セキュリティ対策に終わりは無い」「常に、弱い箇所がないかチェックを続ける必要がある」ということを知っておいてください。

◇セキュリティ対策の相談窓口
セキュリティ対策に踏み出したいが、リソースが不足している。そのような事業者様向けに、無料の相談窓口を紹介します。国の「全国のよろず支援拠点」と、東京都の「サイバーセキュリティ相談窓口」があります。

◇セキュリティ対策の助成制度
セキュリティ対策に踏み出した後は、終わりの無い戦いが待っています。その戦いを助けてくれる助成制度を紹介します。東京都の「サイバーセキュリティ対策促進助成金」と、国の「IT導入補助金「セキュリティ対策促進枠」」です。

全文はこちら!(本紙二次元コード参照)

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