パソコンに表示される警告は偽物サポート詐欺に注意!
パソコン使用中に、ウイルス感染の危険を知らせる偽の警告音や警告画面を表示して不安をあおり、電話をかけるように誘導し、ウイルスソフトの購入や有償サポートを契約させるトラブルが増えています。最近は電子マネーでなく、インターネットバンキングで送金を指示するケースもあります。
■被害事例
パソコンでインターネット検索をしていると、突然大音量の警告音が鳴り、画面に「パソコンがウイルスに感染している」と表示された。慌てて表示された番号に電話すると、片言の日本語で「遠隔操作でウイルス除去する。対策サポートの契約が必要」と言われ、指示されるままコンビニで電子マネーのプリペイドカードを買い、シリアルナンバーを教えた。
■消費者へのアドバイス
・偽警告が表示された画面を閉じる。画面が閉じない場合は、パソコンの電源を切るなどで再起動する
・警告表示が出てもウイルスに感染しているとは限らないので、画面に表示された電話番号に連絡しない
・指示されるまま遠隔操作ソフトのインストールやサポート契約などの支払いに応じない
・警告画面の消去方法などは相談窓口に連絡する
トラブルにあったときは、消費生活センターへご相談ください。
問合せ:消費生活センター
【電話】03-5211-4314
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