ノロウイルス食中毒(感染症)は特に冬季に流行します。主な症状は激しい下痢と嘔吐で、倦怠感や腹痛、発熱、吐き気を伴うこともあります。回復後にも体内にウイルスが残るため、2~3週間は排便後にしっかり手洗いを。感染しても症状が出ない人もいるため、体調の良し悪しにかかわらず、日頃からの予防が重要です。特に乳幼児や高齢者が発症すると、脱水症状を引き起こすことがあるので、感染が疑われる場合には、すぐに医療機関を受診しましょう。
しっかり予防対策をして冬を元気に乗り越えましょう。
■予防のポイント
手洗いの徹底:調理や食事の前、トイレの後には必ず手を洗う
加熱処理:加熱が必要な食品は、中心部を85~90℃で90秒以上加熱
殺菌・消毒:調理器具は、洗剤などで洗った後、台所用塩素系漂白剤や熱湯で消毒
その他:吐物の処理は、十分に換気しながら、使い捨て手袋とマスクを着用し、汚れたところを塩素系漂白剤で拭きとる
問合せ:生活衛生課食品監視指導係
神田【電話】03-5211-8168
麹町【電話】03-5211-8169
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