本区の元区議会議員および元職員が、本区の工事契約に係る官製談合防止法違反の疑いで1月24日に逮捕され、その後、起訴されました。また、元区議会議員は3月9日に、あっせん収賄の疑いで再逮捕されています。
公正性が求められる入札および契約業務に関して、区民の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
区はこの事件を受け、1月29日、庁内に「入札不正行為に関する調査及び再発防止対策検討委員会」を設置し、2月7日に会議を開催しました。併せて、2月7日に弁護士等からなる「入札不正行為に関する再発防止対策有識者会議」を設置し、2月8日に会議を開催しました。
このうち有識者会議では、庁内の検討委員会で検討してきた、公務員倫理や職員と議員との接触の実情等に関する区職員へのアンケート・ヒアリングについてご指摘をいただいたほか、再発防止のチェックポイントとして、(1)非公表の情報を管理する体制、(2)職員と議員や業者等との接触ルール、(3)官製談合防止法に関するコンプライアンス、(4)入札制度、(5)内部通報制度を中心に検討が必要なことについて、ご意見をいただいております。
今後は、第三者機関である有識者会議のご意見等を踏まえ、原因究明と再発防止に向けた取り組みを進め、組織一丸となり区民の皆様からの信頼回復に向け全力を尽くしてまいります。
※庁内の「入札不正行為に関する調査及び再発防止対策検討委員会」、および有識者会議の「入札不正行為に関する再発防止対策有識者会議」の検討状況はホームページに掲載しており、順次、更新してまいります
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