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消費者だより

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■不安をあおって契約させる給湯器の点検商法に注意
巧みな勧誘トークで消費者に近づき、点検後に不安をあおって契約させるトラブルが高齢者を中心に急増しています。

◇相談事例
数日前、訪問してきた業者が「給湯器の無料点検に回っている」と言うので話を聞いた。外から給湯器を見て「すぐに交換しなければ危ない」と言ってきた。最近交換したばかりなので不審に思ったが、もし不具合がありお風呂に入れなくなったら大変だと思い、承諾してしまった。費用は約50万円だという。高額だし疑わしいのでこの契約をやめたい。

◇こんな勧誘トークに注意
・給湯器の無料点検です…親切に見せかけ無料ならいいと思わせる
・このままでは壊れるので危ないです…不安をあおりその場で契約させようとする
・今なら割引します…本当に交換が必要か考える時間を与えず、高額の契約をさせようとする

◇消費者へのアドバイス
・給湯器は長期間の使用により重大な事故が起こる可能性もあるため、購入後10年を目安に製品の点検を行うことが推奨されています。点検時期が近づいたタイミングで、所有登録者に対し各メーカーから有償の法定点検通知が送付されるのが一般的です。
・電話や訪問で無料点検を持ちかける業者には、安易に点検させないようにしましょう。
・点検を断りたいときは、ドアを開けずインターホン越しに断りましょう。
・点検後に製品の購入を勧められてもその場ですぐに契約せず、本当に交換が必要なのか、契約先のガス事業者やメーカーなどに相談しましょう。
・交換する場合には、複数社から見積もりを取って比較検討することが大切です。
・契約してしまっても、クーリング・オフができる場合があります。

トラブルにあったときは消費生活センターへ相談してください。

問合せ:消費生活センター
【電話】03-5211-4314

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