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[NEWSまちみらい]がんばる中小企業 応援リレーコラム

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(連載)

■「外部パートナーとつくる新規ビジネス創出のススメ」
中小企業診断士 小田原 正佳(おだはら まさよし)

限られた人材、限られた設備、限られた資金の中で、いかに生産性高く売上・利益を出し続けていくのか?というのは、中小企業だけでなくとも、どの会社にとっても永遠の課題かと思います。
自社だけで「どうにかする」というのは限界があるため、外部パートナーと連携することでこの課題に取り組み、新しいビジネスを創る挑戦をしてみませんか?

1.外部パートナーと連携する意義
自社の強みと、外部パートナーの強みを連携させることで、これまでにない取り組みが可能となります。
(1)リソースの拡充
外部パートナーとの連携により、自社の持つ人材や金融資源などのリソースを拡張することができます。
(2)事業のスピードアップ
市場ニーズに応えていくためにもスピードは欠かせません。外部パートナーとの連携で、研究や人材育成、新規ビジネスのプロジェクトに必要な工程・期間を削減することができます。
(3)リスクの分散
自社単独で新規ビジネスに取り組むとリスクを一手に担うことになりますが、外部パートナーが既に開拓できている市場を活用し、複数の市場や顧客層にアプローチすることで、リスクを外部パートナーと共有することができます。

2.外部パートナーとの連携類型
外部パートナーとの連携により果たしたい目的を十分検討し、「業務委託」「業務提携」「資本提携」等の手段でリソース拡充、事業スピードアップ、ビジネスリスク軽減をしていきましょう。

3.外部パートナーとの連携事例
中小企業庁が運営する「ミラサポplus」に、中小企業の成功事例が多く掲載されているため、是非自社事業の検討に参考いただければと思います。

4.外部パートナー連携の見つけ方
外部パートナーの見つけ方には以下のような手段があります。
(1)ネットワーキング
業界イベントや展示会、学会、セミナーに参加して人脈を広げるとともに、自社の事業と連携可能なパートナーと接点を持てる可能性があります。
(2)ビジネスマッチングサイト
自社の技術や製品、サービスを会員企業に発信することで企業同士をマッチングさせるサイトがあります。
(3)窓口相談
地元の商工会議所や産業支援組織などの窓口に相談することで、自社のニーズにあった情報やアドバイスを得ることができます。

5.おわりに
市場ニーズに応えるためには、もはや自社だけでは難しくなってきています。本コラムをきっかけとして連携に挑戦いただけると嬉しく思います。

全文はこちら!(※本紙二次元コード参照)

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