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自治体の皆さまへ

過去の災害に学び、明日へ備える

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東京都台東区

大正12(1923)年9月1日、午前11時58分、関東大震災が発生しました。
死者・行方不明者は約10万5千人に上り、首都圏は壊滅的な被害を受けました。
台東区(当時の下谷区と浅草区)でも、多数の死者や建物被害が発生しました。
関東大震災が発生してから100年の節目の年に、もう1度災害について考えてみましょう。

問合せ:危機・災害対策課
【電話】03-5246-1092

■区内での関東大震災の被害状況
関東大震災では、多くの家屋が被害を受けました。その多くが火災による被害で、浅草区のほぼ全域と下谷区の上野台より東側が焼失しました。
浅草区では、田中小学校敷地内で1,081名、吉原公園で490名の方が亡くなるなど大きな被害が発生しました。
◇被害世帯

(出典:台東区史通史編III)

◇罹(り)災人口

(出典:台東区史通史編III)

◇今回の広報紙は、東京23区が連携した広報紙です
首都圏で大きな被害が生じた関東大震災。多くの方々に災害対策への関心を高めてもらうため、東京23区の広報紙面に、上記の写真とロゴマークを掲載しました。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■たいとう関東大震災100年事業
区では、関東大震災の発生から100年の節目の年に、さまざまな事業・イベントを実施します。これらを通じて区民の皆様が災害への関心を高め、ご家族で、また地域で話し合う機会にしましょう。

◇関東大震災遺構マップ
復興小学校、復興公園、遺構等をまとめた遺構マップを配布します。
配布場所:区役所(1階総合案内、10階危機・災害対策課)、生涯学習センター、谷中防災コミュニティセンター1階展示コーナー、浅草文化観光センター ほか
配布開始日:9月1日(金)(区HPからもダウンロード可)

◇関東大震災学習リーフレット
震災教訓などを紹介した防災学習用のリーフレットを、区立小・中学校に配布します(9月1日(金)から、区HPでダウンロード可)。

◇関東大震災100年パネル展
震災当時の市街地や避難者の様子などを記録した写真のほか、震災復興のパネルや災害教訓を踏まえた防災の取り組みを紹介します。

◇「関東大震災100年特別番組」を配信します
YouTube台東区公式チャンネルで、当時の被害や復興について振り返りながら、いつものくらしの中でできる防災等を紹介します。ぜひご覧ください!


この他にも、さまざまなイベントや事業を実施します。詳しくは、区HP「たいとう関東大震災100年事業特設ページ」をご覧ください。

■今すぐできる災害への備え
◇在宅避難のための日常備蓄のススメ
日常備蓄とは、普段使っている物を少し多めに購入し、災害に備えることです。
最低3日分(できれば1週間分)
冷蔵・冷凍庫は食料品備蓄庫です。まず冷蔵・冷凍庫の食材を食べましょう。

◆情報収集のススメ
災害時には、最新の情報に基づいて行動をしなければなりません。
区からの情報をいち早く入手できるように準備しておきましょう。

◇台東区防災アプリ「台東防災」(日本語/English/简体/繁體/한국)
災害発生時はもちろんのこと、日頃の防災学習にも役立ちます。ダウンロードして、地震や風水害に備えましょう。
詳しい機能や操作方法は区HPをご覧ください。
※二次元コードは本誌をご覧ください。

◇たいとう区安全・安心ハンドブック
詳しくは、たいとう区安全・安心ハンドブック(令和3年2月に全戸配布または転入時に窓口で配布)をご覧ください。
区HPからもご覧いただけます。

防災行政無線 自動電話応答サービス
【電話】5246-4057
緊急速報メール「エリアメール」

問合せ:危機・災害対策課
【電話】03-5246-1092

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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