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令和5年第3回区議会定例会区長発言[要旨]

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東京都台東区

4年ぶりの開催となった隅田川花火大会は、100万人を超える観客を魅了しました。長きにわたるコロナ禍から、ようやく日常生活を取り戻しつつあり、まちに賑わいが戻ってきたと感じています。しかしながら、新型コロナウイルス感染症については、感染者数や入院患者数が増加傾向にあります。また、社会経済状況については、緩やかに回復しているものの、依然として物価の高騰などが区民生活に大きな影響を及ぼしています。
引き続き、区民生活や事業活動を全力で守り支えてまいりますので、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

■新型コロナウイルス感染症対策
・希望する生後6か月以上のすべての方を対象に、ワクチン接種を行う。
・今後の感染拡大を想定し、永寿総合病院に、区民が入院できる病床を確保する。

■物価高騰に対する新たな取り組み
・医療機関や薬局などに対して光熱費を支援する。
・特別支援学校の児童・生徒を対象に給食費を補助する。
・「台東区経営持続化特別資金」の実施期間を再延長する。

■子供・子育て支援について
・常にこどもの視点に立ち、こどもの最善の利益を第一に考える「こどもまんなか社会」の実現に向けて、区の様々な施策に「こどもまんなか」の理念を反映していく。
・子供に関する取り組みを積極的に発信することで、社会全体で子供の成長や子育てを応援していく意識の醸成を図る。

■災害対策について
・総合防災訓練において、発災直後から災害対策本部設置までの一連の流れを確認する訓練を新たに実施する。
・地域住民や事業者が参加し、地域の現状・課題の把握や復興手順の理解と共有を図る都市復興模擬訓練を実施するとともに、復興まちづくり方針の策定に向けた検討を進める。

■名誉区民の推戴(すいたい)について
・台東区で生まれ育った池波正太郎氏は、日本を代表する時代小説の第一人者である。
・生誕100年を迎えた今もなお池波作品の人気は高く、「ゆかりの地」台東区に全国から多くの方が訪れている。
・ひとびとの心に生き続けている作品を生み出した池波氏は本区の誇りであり、池波氏を名誉区民に推戴する。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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