結核は過去の病気と思われがちですが、現在でも、都内では年間約1,400人、台東区内では年間約40人の方が新たに結核を発病しています。
台東区は、全国や都と比較して結核り患率が高い状況です。
■症状
風邪に似た症状で始まることが多く、咳、たん、発熱、身体のだるさ等の症状が2週間以上続くときは、注意が必要です。
■感染経路
結核の患者が咳などをした時に結核菌が飛散し、それを周りの方が吸い込むことで感染、発病します。誰もがかかる可能性のある病気です。
■予防・早期発見のための4つのポイント
早期発見・治療のために、日頃から下記のことに気を付けましょう。
(1)症状がなくても、年に1回は、健康診断等で胸部レントゲン検査を受けましょう。
(2)咳やたんの症状が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
(3)免疫力を保つために、日頃からバランスの良い食事をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
(4)赤ちゃんは、BCG予防接種で結核の重症化予防をしましょう。生後5~8か月の間に接種するのがお勧めです。
問合せ:台東保健所保健予防課
【電話】3847-9476
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