■世界エイズデー(World AIDS Day)
1988年にWHO(世界保健機関)が、世界レベルでのエイズまん延防止とHIV感染者・エイズ患者への差別・偏見の解消を目的として提案したものです。
■HIV感染=エイズではありません
HIV感染とは、ヒト免疫不全ウイルスに感染している状態のことです。
エイズとは、HIVに感染し、免疫力が低下することでさまざまな感染症や悪性腫瘍などを発症した状態のことをいいます。
現在は、治療法の進歩により、HIV感染を早期に知り、適切な治療を受けることで、エイズの発症を抑えながら、感染する前とほぼ同じように生活を送ることができます。
■都における現状
5年の都における新規HIV感染者報告数は247件、新規エイズ患者報告数は55件でした。年代でみるとHIV感染者は20歳代および30歳代、エイズ患者は30歳代から50歳代が多い傾向が続いています。
より早く医療機関につながれば、適切な治療を受けることができます。HIV検査を受け、早期発見につなげることが大切です。
都では世界エイズデーを中心とした1か月間を「東京都エイズ予防月間」と定めており、期間中さまざまな啓発活動を実施しています。
■区では展示コーナーを設置しています
期間・場所:
・12月15日(日)まで・区役所1階、台東保健所1階エントランスロビー
・12月17日(火)まで・生涯学習センター1階アトリウム
内容:エイズに関するパネルの展示、レッドリボン・パンフレットの配布等
■HIV・梅毒検査(無料・匿名・予約制)
HIVや梅毒は検査を受けることで初めて、感染の有無を確認することができます。感染機会から3か月以上経過後、検査を受けてください。梅毒のみの検査は受けられません。
日時:第2・4水曜日13:00~14:30(祝日を除く)
場所:台東保健所
申込方法:電子申請
※11月22日(金)にレディースデイを設けています。詳しくはお問合せください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
検査に関する問合せ:
【電話】3843-5751
HIVに関する相談・問合せ:台東保健所保健予防課
【電話】3847-9476
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