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台東区の財政状況

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東京都台東区

■5年度決算のあらまし
9月11日~10月25日に開かれた6年第3回台東区議会定例会において、5年度の一般会計および特別会計の歳入歳出決算が認定されました。

5年度の日本経済は、コロナ禍の3年間を乗り越え、30年ぶりとなる高水準の賃上げなど前向きな動きが見られ、デフレ脱却のチャンスを迎えた一方、賃金は輸入価格の上昇を起点とする物価上昇に追いついておらず、個人消費や設備投資は依然として力強さを欠く状況にあります。
このような状況の中で、区は、長期総合計画の具体化を図る新たな行政計画を策定し、新型コロナウイルス感染症5類移行後も、引き続き区民の安全安心な暮らしの確保に努めるとともに、高齢者福祉や子育て支援など、各分野の施策を展開しました。また、本区出身の作家である池波正太郎氏の生誕100年を記念する事業の実施や、関東大震災から100年の節目に当たることから災害教訓の継承や防災・減災の取り組みを強化するなど、機会を捉えた事業も推進しました。
区の財政状況は地方自治法および条例に基づき、毎年6月と12月に公表しています。
詳しい台東区財政の現況は、区HPをご覧ください。

◆一般会計
◇歳入
予算現額:1千270億978万円
決算額:1千247億9千317万円
収入率:98・3%

◇歳出
予算現額:1千270億978万円
決算額:1千168億3千707万円
執行率:92・0%

◆特別会計

◆健全化判断比率
5年度決算における区の健全化判断比率は下表のとおり、いずれも国が定める基準の範囲内となりました。


※上記基準は台東区の標準財政規模の場合の数値です。

◆1万円の使われ方
◇民生費(3千30円)
高齢者や児童、障害のある方、生活に困っている方への給付など

◇教育費(2千190円)
学校や保育園の整備・運営、生涯学習の振興など

◇総務費(1千560円)
災害対策、区民館等の運営など

◇衛生費(920円)
健康づくり、環境の保全、清掃事業など

◇土木費(570円)
まちづくりの推進、道路・公園の整備など

◇産業経済費(350円)
地域産業の振興、消費者保護など

◇文化観光費(150円)
文化・観光事業の振興など

◇その他(1千230円)

※この図は、令和5年度一般会計歳出決算額を1万円に換算して目的別に表したものです。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■6年度予算上半期執行状況(6年9月30日現在)
◆一般会計

◆特別会計

◆区民負担の概要

1人当たりの負担額:11万2千円
1世帯当たりの負担額:17万7千円

◆特別区債

◆一時借入金
一時借入金は、予定した収入が確保できない場合などに、資金を一時的に借り入れて、支出に充てるものです。6年9月30日現在、一時借入金はありません。

◆区有財産
合計:3,163億4,766万円
土地:1,136億5,758万円(441,008.53平方メートル)
建物:1,216億4,918万円(462,249.96平方メートル)
工作物および立木竹:93億5,470万円
基金:500億9,819万円
出資による権利:108億6,698万円
動産:107億2,103万円
※土地には、道路敷を含まない ※出資による権利・動産は6年3月31日現在

問合せ:財政課
【電話】5246-1071

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