自殺は、個人的な問題だけではなく、健康・家庭・経済・生活問題など、さまざまな要因が複雑に絡み合った末に起こると言われています。自殺は、本人が発するサインに気付き適切な対応をとれば、防ぐことができます。
■こころのSOS
自殺者の多くは、自殺する前にSOSを出しています。「死んでしまいたい」と深く悩んでいると同時に「助けてほしい」と周囲に訴えている場合があります。この気付きが自殺防止の第一歩です。
■こころのSOSに気付いたら
(1)声をかける
周りの友人や家族・同僚の悩みがありそうな様子に気付いたら、体調のこと等を切り口に、一言声をかけてみましょう。
(2)話をよく聴く
今まで何とか乗り切ろうと頑張ってきた人です。本人を責めたり、励ましたり、世間一般の常識を押し付けたりすることは避けましょう。相手の話を受け止めて、思いやりの気持ちを伝えてみてください。
(3)相談機関へつなげる
ひとりで不安や心配事を抱え込まずに、相談できる窓口があることを伝えてください。さまざまな専門の相談機関があります。
■主な相談機関~1人で抱え込まず相談を~
◇お住まいの地区を担当する保健師による相談
台東保健所保健サービス課【電話】3847-9497
浅草保健相談センター【電話】3844-8172
◇こころの健康相談(精神科医による相談)
台東保健所保健予防課【電話】3847-9405
浅草保健相談センター【電話】3844-8172
◇東京いのちの電話【電話】3264-4343
◇東京自殺防止センター【電話】5286-9090
◇東京都夜間こころの電話相談【電話】5155-5028
◇東京都LINE相談「相談ほっとLINE@東京」(LINEの「公式アカウント」から検索するか、二次元コードから友だち登録をして利用できます)
問合せ:台東保健所保健予防課
【電話】3847-9405
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