世界に輝くひとまちたいとう
■令和7年第1回区議会定例会 区長所信表明のポイント
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の放送が始まりました。大河ドラマ館や「江戸新吉原耕書堂」のオープンなど、関連事業が続々と開始されています。「江戸たいとう」に注目が集まる、この機会を十分に活用し、多くの人々を惹きつける活力あるまちの実現に繋げてまいります。
物価の高騰や労働力不足が、依然として区民生活や事業活動に影響を及ぼしていることから、低所得者世帯向けの給付金や、介護・障害福祉サービス等事業者に対する光熱費等の支給を進めています。
未来を見据え、子育て世帯への支援や、福祉人材の確保等にかかる事業者への支援を充実するとともに、区内中小企業に対する相談機能の強化や人材確保への支援を新たに実施します。
本区が将来にわたり、魅力にあふれ活力に満ちた都市であり続けられるよう、全力で区政運営に邁進してまいります。
所信表明の全文は区HPでご覧になれます
※二次元コードは本紙をご覧ください。
■誰一人取り残さない、支援の仕組みづくりについて
◇8050問題やヤングケアラー等、複雑かつ複合的な問題に対応するため、相談から適切な支援に繋げる仕組みづくりを推進します。
・家庭の状況や生活課題も含めて相談を受け止め、適切な支援に繋げるため、職員の対応力向上を図るとともに、地域福祉コーディネーターの配置による組織横断的な対応に向けた総合調整を実施します。
・区のみでは対応が困難な事例については、関係機関を交えた会議を開催し、適切な支援方針を決定するほか、社会とのつながりや生きがいづくりに繋げていきます。
■災害対応力の強化について
◇大規模災害等の発生に備え、災害対応力を強化します。
・避難所や防災拠点倉庫における備蓄品のさらなる適正配置を進めるとともに、備蓄の分散化のため、連携都市である茨城県筑西市に備蓄倉庫を設置します。
・災害時におけるトイレ対策を迅速かつ安定的に実施するため、「(仮称)台東区災害時トイレ確保・管理指針」を策定します。
■都区財政調整について
◇都区間の配分割合に見直しがありました。
・特別区の配分割合が、55.1%から56%に変更、併せて、災害対応経費等に充当される特別交付金の割合が5%から6%になりました。
・今後も、双方の真摯な協議により、都区財政調整制度の安定的な運営に尽力するとともに、都区が抱える課題の解決に向け、連携を密にし、取り組みます。
■令和7年度予算案について
本区の輝かしい未来に向け、福祉や子育てニーズの変化に的確に対応していけるよう予算を編成しました。
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