特殊詐欺の被害は年々増加傾向にあり、多くの方が被害にあっています。被害を防ぐため、特殊詐欺の手口を理解するなど、みなさんもできることから始めてみましょう。
■「サポート詐欺」急増中
インターネットを閲覧中に偽の警告などを表示し、金銭をだまし取ろうとする詐欺です。表示された連絡先に電話をすると、ウイルス除去などの名目で、金銭を要求されます。
例:
「ウイルスに感染しました」
「パスワード情報がリスクにさらされています」
対応:
・警告画面の指示に安易に従わない
・表示された連絡先に電話をしない
・警告画面が消せない時は、パソコンなどを再起動する
■電子マネーカードを悪用した詐欺に注意
電子マネーカード*を使用し、金銭をだまし取ろうとする詐欺が増えています。カードに記載された番号などを相手に伝えるだけで金銭のやり取りができるため、注意が必要です。
*プリペイドカード、ギフトカードと呼ばれるもの
例:
「近くのコンビニで電子マネーを買ってください」
「買いましたか?カードに記載されている番号を教えてください」
■実在する企業を名乗る「アポ電」に注意
電話で実在する企業を名乗り「料金を支払わないと裁判になる」などと不安をあおり、金銭をだまし取ろうとする架空料金請求詐欺が急増しています。アポ電(アポ電話)は固定電話だけでなく、携帯電話にもかかってきます。また、大手百貨店や家電量販店を名乗り、キャッシュカードと暗証番号をだまし取ろうとするアポ電も増加しています。
例:「料金を支払わないと裁判になる場合もありますよ」
対応:
・身に覚えのない請求がきたら、警察や消費者センターに相談する
・「キャッシュカード」という言葉が出たら詐欺を疑う
・在宅中も留守番電話に設定する
・迷惑防止機能付き電話機や自動通話録音機を設置する
■少しでもおかしいなと思ったら迷わず警察に相談を!
品川警察署【電話】3450-0110
大井警察署【電話】3778-0110
大崎警察署【電話】3494-0110
荏原警察署【電話】3781-0110
■自動通話録音機を無料で貸し出しています
対象:区内在住で、65歳以上の方
申込方法:住所、氏名、年齢が確認できる本人確認書類を受付場所に持参
受付場所:地域活動課生活安全担当(第二庁舎6階)、消費者センター(西品川1-28-3中小企業センター4階)、区内4警察署
問い合わせ:地域活動課生活安全担当
【電話】5742-6592【FAX】5742-6878
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