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自治体の皆さまへ

6月は環境月間です

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東京都品川区

6月5日は「環境の日」です。環境省では「環境の日」を含む6月を「環境月間」としており、全国で環境保全に関するさまざまな普及・啓発の行事が行われます。
地球温暖化の影響などにより、差し迫った課題となっている脱炭素社会の実現に向け、身近な生活の中で一人ひとりにできることから取り組んでみませんか。

■脱炭素社会の実現に向けて今日からできること
○冷房時の室温は28℃を目安にする
外気温31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から28℃にした場合と27℃のままにした場合の比較(9時間/日)
省エネ効果:
・年間の電力削減量 約30.2kWh
・年間のCO2削減量 約14.8kg

○冷蔵庫にはものを詰め込まない
冷蔵庫にものを詰め込んだ場合と半分にした場合の比較
省エネ効果:
・年間の電力削減量 約43.8kWh
・年間のCO2削減量 約21.4kg

○炊飯器は長時間保温せず、使わない時はプラグを抜く
1日7時間保温し、プラグをコンセントに差し込んだままの場合と、保温せずにプラグをコンセントから抜いた場合の比較
省エネ効果:
・年間の電力削減量 約45.8kWh
・年間のCO2削減量 約22.4kg

○お風呂は間隔をあけずに続けて入る
2時間放置により4.5℃低下した湯(200ℓ)を追いだきした場合(1回/日)と追いだきしない場合の比較
省エネ効果:
・年間のガス削減量 約38.2立方メートル
・年間のCO2削減量 約82.9kg

○使わない時は、電気便座のふたを閉める
電気便座のふたを閉めた場合と、開けたままにした場合の比較(貯湯式)
省エネ効果:
・年間の電力削減量 約34.9kWh
・年間のCO2削減量 約17.1kg

(出典)東京都2023家庭の省エネハンドブック

■これらの取り組みを行った場合
年間のCO2削減量計 約158.6kg⇒スギの木約11本が1年間に吸収する二酸化炭素に相当*
*スギの木1本あたりが1年間に吸収する二酸化炭素の平均を約14kgとして計算
(出典)森林の二酸化炭素吸収力/林野庁

■もったいない!食品ロスの現状
日本では、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品が1年間に約522万トン*発生しています。日本人1人あたりにすると、毎日お茶わん約1杯分(約113g)の食べ物を捨てていることになります。
*資料「日本の食品ロスの状況」令和2年度推計(農林水産省)

◆食品ロス削減のためにできること
○買い物
・冷蔵庫や冷凍庫の中の食材を事前に確認し、必要な分だけ購入する
・期限表示を確認して、すぐに使う食材は期限の近いものから購入する

○調理
・残っている食材から使う
・作りすぎてしまった料理はリメイクするなどの工夫をする

○食品の寄付
・フードドライブを活用する(本紙2ページ参照)

■減らそう!使い捨てプラスチックごみ
道に捨てられたレジ袋などが河川などを通じて海に流れ込む「海洋プラスチックごみ」は、長期にわたって海に残り、このままでは2050年までに海洋における魚の重量を上回るとされる*など、地球規模での環境汚染が懸念されています。
*資料「令和3年度版環境・循環型社会・生物多様性白書」(環境省)

○プラスチックごみ削減のためにできること
・マイバッグやマイボトルなどの代替品を使用する
・過剰な包装は断る
・ごみはきちんと分別する

区では、3月に「品川区環境基本計画」を改訂しました。2030年度までに二酸化炭素排出量を現在の半分に、そして2050年度までに実質ゼロにすること(ゼロカーボン)をめざし、区と区民、事業者の皆さんが一体となって取り組みを推進していく内容となっています。

計画の詳細は区ホームページでご覧いただけます
※二次元コードは本紙をご参照ください。

問い合わせ:
環境課環境管理係【電話】5742-6749【FAX】5742-6853
環境推進係【電話】5742-6755【FAX】5742-6853

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