国の調査*によると、日本人の約8人に1人が朝食を食べていません。さらに20~30代の方は、約4人に1人が朝食を食べていないことが報告されています。
朝食は、1日を始めるための大事なスイッチです。朝食をしっかり食べて、1日を元気にすごしましょう。
*厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」
・生活リズムが整う
朝食を食べると、体内時計がリセットされて、眠っていた脳や体が目覚め、生活リズムが整います。
・栄養バランス
朝食を毎日食べる人は、そうでない人と比べると、栄養バランスのよい食事をしている人が多いことがわかっています。
・集中力アップ
朝食を食べると、脳にエネルギーが供給されて集中力が高まります。反対に朝食を食べないと、脳がエネルギー不足となり、イライラしたり、集中力が続かなくなったりします。
・便秘予防
朝食を食べると、腸が刺激されて排便リズムが整いやすくなります。
■食育月間展示〔朝食パネル展〕
朝食は、「生活習慣の見直しのスタート地点」です。忙しい朝でも、朝食を食べるためのコツや、栄養バランスを整えられる少しの工夫を紹介します。
日時:6月12日(月)~21日(水)午前8時30分~午後5時15分
※土曜日を除く。
場所:区役所本庁舎・第二庁舎3階渡り廊下
1日を元気にすごすためには、朝食を食べることがとても大事です。
時間がないからといって、朝食を抜いてしまわないように気をつけましょう。
○朝食の準備は前日に
夕食の支度をする際に、次の日の朝食分も考えて、多めに下ごしらえをしたり、まとめて調理したりすると、朝食の準備を省くことができます。
(例)ご飯を1合多く炊く、サラダ用の野菜を多めにカット
○調理しなくていいものを用意
そのまま食べられる食品を用意しておけば、時間や手間がかかりません。
(例)冷凍おにぎり、カット野菜、ミニトマト、ハム、チーズ、バナナ、みかん
○パターンを決めて悩まない
定番パターンを決めておけば、毎朝献立を考える手間を省くことができます。慣れてきたら少しずつパターンを増やしたり、栄養バランスを考えたメニューにアレンジしたりしていきましょう。
(例)おにぎりとゆで卵、パンとヨーグルト
○朝食をなにも食べていない人
まずは何か食べることから始めましょう。牛乳や市販の野菜ジュースなど、飲料から始めることがおすすめです。慣れてきたら、パンやフルーツ、ヨーグルトなど、手軽な食品を一緒に食べてみませんか。
○「○○だけ」の朝食を食べている人
栄養バランスを考えて、手軽な食品や夕飯の余りなど、プラス1品を加えてみませんか。
(例)パンだけ…卵でたんぱく質をプラス
(例)納豆ご飯だけ…野菜ジュースでビタミンをプラス
○チーズおにぎり
材料(1人分):
ご飯…茶わん1杯
かつお節…3g
しょうゆ…小さじ1/2
プロセスチーズ…15g
焼きのり…適量
(1)プロセスチーズを5~7mm角に切る。
(2)あたたかいご飯に(1)、かつお節、しょうゆを混ぜておにぎりにし、焼きのりをまく。
問い合わせ:保育課栄養指導係
【電話】5742-6586【FAX】5742-6350
○セサミトースト
材料(1人分):
食パン…1枚
バター…6g
はちみつ…小さじ1
すりごま…大さじ1
(1)バター、はちみつ、すりごまを泡だて器でホイップするように混ぜ合わせる。
(2)食パンに(1)を塗り、トースターで焼く。
※実際の学校給食ではごまをミキサーにかけペースト状にして作っています。
問い合わせ:学務課保健給食係
【電話】5742-6829【FAX】5742-0180
問い合わせ:生活衛生課栄養管理担当
【電話】5742-7124【FAX】5742-9104
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