介護保険制度が創設され24年目を迎えました。区では地域での暮らしを支えるため、区内20カ所の在宅介護支援センターを中心とした品川独自の総合的なしくみにより、適切な介護保険制度の運営に努めています。
今号では、4年度介護保険制度の運営状況のあらましをお知らせします。詳しくは区ホームページなどでご覧になれます。
■区民の5人に1人が高齢者(65歳以上)です
5年4月1日現在、区の高齢者人口は81,150人となり、区民の5人に1人が65歳以上の高齢者となっています。
(住民基本台帳 各年4月1日現在)
■高齢者の約6人に1人が要介護認定を受けています
要介護の認定率(第1号被保険者における認定者の割合)は18.8%となり、前年度と比べ、微増となっています。また、後期高齢者(75歳以上)では約3割の方が認定を受けています。
(各年度3月31日現在)
※被保険者は、住民基本台帳人口のほか住所地特例者(区外の施設入所者など)を含む。
◇65歳以上の要介護認定者数推移
(各年度3月31日現在)
■介護保険の約半分を保険料で支えています
歳入のうち、介護保険料は45.4%であり、残りは税金などにより構成されています。また歳出は、保険給付費の割合が約85%近くを占めており、そのほかに地域支援事業費として6%程度が総合事業の実施・介護予防事業などの充実のために充てられています。
◇4年度決算見込み(単位100万円)
■介護にかかる費用が増えています
介護保険給付費は、約0.8%の減少となっており、特に施設サービスで約4.3%の減少となっています。一方で、地域支援事業のうち介護予防・日常生活支援総合事業の予防通所事業が約5.0%の伸びとなっており、要支援者の利用増により費用が増えています。
◇介護保険給付費の推移(単位100万円)
◇地域支援事業費の推移(単位100万円)
※統計資料における各項目の数値は、端数処理をしているため、合計値と内訳に差が生じる場合があります。
問い合わせ:高齢者福祉課支援調整係
【電話】5742-6728【FAX】5742-6881
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