区内で発生している詐欺の手口は常に変化しています。最新の手口を理解して被害ゼロをめざしましょう。
■SNSを利用した詐欺に注意
○投資詐欺
インターネット上に著名人の名前や写真を悪用した嘘の投資広告や、「必ずもうかる投資方法を教えます」などとメッセージを送るなどして投資を勧めてきます。最終的に「手数料」「出資金」などと騙(だま)し金銭を振り込ませます。
危険ワード:「絶対儲かる」「元本保証」「あなただけに教える」「投資スクール」など
○ロマンス詐欺
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)マッチングアプリなどを通じて実際に会わずにやりとりを続け、恋愛感情を抱かせた後に「2人の将来のために」「投資でお金を増やそう」などと金銭を要求されます。最終的に「暗号資産の購入」「架空の投資」などと騙し金銭を振り込ませます。
危険ワード:「投資でお金を増やそう」「会いたいから旅費を送って」「荷物を送るから手数料を払って」など
○対応
・SNS上で危険ワードを言われたり、グループに勧誘されたら警察に相談する
・知らない人からのトークやグループの招待を拒否設定にする
・知らない人からの友だち追加を拒否設定にする
■警察などを装う電話に注意
「あなたは詐欺事件の容疑者だ」など不安をあおる言葉を使い、賠償名目や口座調査などと騙して金銭を振り込ませます。アポ電(アポイントメント電話)は固定電話だけでなく、携帯電話にもかかってきます。また、トークアプリに誘導する手口も増えています。
危険ワード:「あなたのスマートフォンのウイルスで被害者が出ている」「あなたの口座が悪用されて被害者が出た」「このままだと逮捕だ」など
○対応
・警察などの捜査機関を名乗る者からの電話でも、トークアプリに誘導したり、お金の話が出たら、すぐに電話を切って警察に相談する
・知らない電話番号にはでない
・在宅中も留守番電話に設定する
・迷惑防止機能付き電話機や自動通話録音機を設置する
■自動通話録音機の無料貸し出し
オレオレ詐欺をはじめとする特殊詐欺被害の未然防止に役立つ、固定電話に取り付ける自動通話録音機を貸し出します。
対象:区内在住の65歳以上の方
申込方法:住所・氏名・年齢が確認できる本人確認書類を持って、直接受付場所へ
受付場所:地域活動課生活安全担当(第二庁舎6階)、消費者センター(西品川1-28-3中小企業センター4階)、区内4警察署
■AI型特殊詐欺対策アダプタの設置費用の補助
通話の自動録音機能に加え、通話内容に詐欺の疑いがある場合、AIが検知し事前に設定した家族などの電話番号やEメールアドレスに通知します。詳しくはお問い合わせください。
■戸建て住宅の防犯設備の補助
戸建て住宅において防犯設備を購入・設置した際にかかる費用の一部を補助します。詳しくは区ホームページをご覧いただくか、お問い合わせください。
申請期限:7年3月31日まで
対象設備:
(1)防犯カメラ
(2)録画機能付きインターホン
補助金額:設置費用の2分の1(上限(1)20,000円(2)7,000円)
■少しでもおかしいなと思ったら、迷わず警察に相談を!
・品川警察署【電話】3450-0110
・大井警察署【電話】3778-0110
・大崎警察署【電話】3494-0110
・荏原警察署【電話】3781-0110
問い合わせ:地域活動課生活安全担当
【電話】5742-6592【FAX】5742-6878
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