日々の暮らしの心配ごとやちょっとした困りごとなど、さまざまな見守りのサービスを提供する「支え愛・ほっとステーション」。窓口・電話での相談や自宅訪問のほか、交流の場であるフリースペース「よりみち」を設け、居場所づくりをしています。地域支援員の皆さんとおしゃべりしたり、ゲームをしたりと、思い思いに過ごせる交流の場で、楽しい「よりみち」を始めませんか。
■近所の“よりみち”で地域支援員と一緒に豊かな時間を過ごしませんか
区内に20カ所あるフリースペース「よりみち」では、利用される主に65歳以上の方々が自由で楽しく過ごせるよう、地域支援員がそれぞれの「よりみち」で創意工夫を凝らした活動を行っています。今回はその活動の一部と、地域支援員の皆さんの思いや利用者の方々の声を紹介します。
いつ来ても、いつ帰っても大丈夫です。散歩がてらに近所の「よりみち」に気軽に立ち寄ってみませんか。
各よりみちのマップは社会福祉協議会ホームページをご覧ください
◆大井第一地区
・よりみち 関ヶ原
東大井6-11-11(関ヶ原シルバーセンター)
・よりみち 鈴ヶ森
南大井2-5-6(大経寺)
・よりみち 南大井
南大井3-7-13(南大井シルバーセンター)
大井第一地区には3カ所の「よりみち」があり、約60人の地域支援員がその活動を支えています。頻繁に打ち合わせを行い、アイデアを提案しています。利用者さんが思い思いに過ごせる工夫を凝らし、利用者同士が自然に会話を楽しめるようテーマを設けたおしゃべりや脳トレ、体操のほか、利用者さんの得意分野の披露など、誰もが主役として過ごせる居心地の良い空間を作っています。
○利用者の声
○和久井良一(わくいよしかず)さん(地域支援員)
会社員時代から92歳の現在も現場主義がモットー。福祉の勉強会や研修会に積極的に参加し、誰もが「よりみち」で有意義かつ楽しく過ごし、また絆(きずな)や交流の輪を広げられる仕組みづくりに努めています。
○西田信子(にしだのぶこ)さん(地域支援員)
先日、利用者さんとの楽しい会話の中で、ふとした困りごとの相談をいただきました。これが機会となって行政などの支援につなげることができ、とてもうれしかったです。
問合せ:大井第一 支え愛・ほっとステーション(南大井1-12-6)
【電話】6404-6878
◆荏原第一地区
・よりみち りんしのもり
小山台1-4-1(りんし211階)
今年の7月で2年目を迎えた「よりみち りんしのもり」。靴を履いたまま出入りができる会場のため、興味を持った方がふらりと訪れるのも大歓迎。おしゃべりしながら、利用者さんが先生となり特技を教えたり、林試の森にお花見や紅葉狩り、新緑散策に行ったりと、利用者の皆さんが楽しい、また来たいと思える居場所づくりに努めています。
○市村晶子(いちむらあきこ)さん(地域支援員)
開所から日が浅く、利用者さんも地域支援員も少人数ですが、その分アットホームな雰囲気で活動しています。今後は、この地域に「よりみち」があることを知ってもらい、幅広い世代が集う場にしていきたいです。
○佐藤芳美(さとうよしみ)さん(地域支援員)
利用者の皆さんのお話は、出身地の文化や子育て、家庭のことなど話題がつきず、勉強になることがたくさんあります。いつもお話を聞くことがとても楽しいです。
○利用者の声
問合せ:荏原第一 支え愛・ほっとステーション(小山3-14-1)
【電話】6421-5557
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