三中 新校則が決定しました

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国立第三中学校では、昨年度から生徒会や学級委員長、各委員長の生徒で構成する「生徒校則検討委員会」が中心となり、全校生徒が校則の意義を考えるとともに、見直しが必要な内容について協議を重ねてきました。
今年度は6月に生徒校則検討委員会を開催し、現在の校則や昨年度見直した内容について、(1)なぜその校則があるのか(意義)、(2)今見直しが必要なものは何か、(3)なぜ見直しが必要なのか、(4)見直しをした場合に必要な手続きや対策について考え、協議しました。そこで提案された意見は各学級会で議論され、各学級会であがった意見や質問を生徒校則検討委員会で再検討し、精選しました。10月には生徒校則検討委員長が校長へ検討事項を報告し、後日校長が承認しました。
そして、10月末の生徒会朝礼にて、生徒校則検討委員長から新校則を全校生徒へ報告するとともに、「今回の新校則は、全校生徒の思いが詰まった校則です。一人一人が責任感をもち、中学生としての品位を保ち、自ら考え正しい判断ができる国立第三中学校の生徒であるという自覚と誇りをもって生活していきましょう。」という力強い呼びかけがありました。
今回の校則の見直しを振り返り、生徒校則検討委員長の3年女子生徒は、「今回は自分が委員長として組織を引っ張り、多数決だけで決めるのではなく、少数派の意見にも耳を傾けるよう意識をした。各学級からも多くの意見や質問が出されましたが、全校生徒が校則を見直す取組の意義を自覚し、主体的に考えてくれていることが実感できて嬉しかったです。」と語っていました。また、生徒校則検討副委員長の3年男子生徒は、「昨年度の先輩たちが見直しを行った校則について、改めて昼休みや放課後の時間を使って議論を重ねました。体育着の扱い等、困っていた点について改善することができてよかったです。」と語っていました。
令和7年度、創立50周年を迎える国立第三中学校。生徒が主体的に参加し、意見表明する場を大切にしながら、教育活動をまた一歩前進させています。

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