■医療や介護が必要になっても、住み慣れた自宅で生活するために
あなたの在宅療養を支える、看護の力
「在宅療養」とは、住み慣れた自宅で、医師、看護師、リハビリテーションスタッフやホームヘルパーなどによる医療や介護のサポートを受けながら、暮らしていくことです。自宅で療養できるため、自分らしさを大切にした生活のなかで、支援を受けることができます。
「看護」は、医療と介護の架け橋となりながら、自分らしい療養生活を支える一翼を担っています。医師の指示による医療的処置、体調の把握、看護ケアや療養のアドバイス等を本人やその家族に提供するだけではなく、かかりつけ医や毎日の生活を支えるホームヘルパー等とも連携して、本人が望む自宅での暮らしを支えています。
▽訪問看護 ほっとステーション
所長 小倉 典子さん
訪問看護では、自宅に伺って、体調管理や医療的処置のみならず、ご家族への介護相談にも対応します。自宅での生活を安心して自分らしく過ごしていただくために、常に本人やご家族と一緒に考えながら関わりたいと思っています。
▽利用者 武藤 功(いさお)さん
字盤やパソコンを使用して、皆さんと会話しています。テレビでテニスやサッカー、ボクシングや相撲などのスポーツ観戦をしたり、演歌やジャズ等の音楽鑑賞をしたり、幅広く楽しんでいます。
▽利用者の妻 武藤 球江さん
訪問看護師さんに毎日来てもらい、日々の変化を看てもらっています。体調が不安定になることも時々あり、訪問看護師さんに連絡するといつでも駆けつけてくれるので、家族にとっても安心です。
「11年支え続けています。(ホームヘルパー 秋山さん)」
「一日一日を大切に過ごしています。(妻)」
「本人だけでなく、家族の体調も気遣います。(訪問看護師)」
「訪問看護師さんとお花見にも行きました。(武藤さんご夫妻)」
本紙2面では、在宅療養を支える近隣の医療機関の方からのメッセージや各相談先を記載しています。
問合せ:高齢者支援課地域包括支援センター(市役所内)
【電話】576-2123
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