国立市と秋田県北秋田市は、平成30年に友好交流都市となりました。「北秋田だより」では、北秋田市のさまざまな魅力を定期的にご紹介していきます。
「民家fe白津(みんカフェしろつ)」は、北秋田市西部の羽根山(はねやま)地区(地域人口191人、内高齢者81人)にある、地域の活性化と交流促進を目的とする施設で、自治会役員などの住民有志で結成された「羽根山創成白津の会」により設置されたものです。
同会では数年前から、地域の憩いの場をつくりたいとの思いから、自治会館の敷地内に石窯を設置してピザを焼いたりバーベキューを楽しめるスペースをつくり、地域行事やレクリエーションなど交流の場として利用してきました。
活動の場をさらに広げるため、令和4年10月に高齢者生きがい活動促進事業国庫補助金を活用し、自治会館に隣接する老人クラブ会館を改修して、地域活性化交流拠点「民家fe白津」をオープンしました。オープン後は、地元農家がつくった野菜や近くの山で採れる山菜の販売、週末は予約制でランチ営業を行うほか、バーベキューや石窯でのピザづくりの場として開放しています。
この事業は、高齢者が農作業や農作物の調理・販売等をすることで、運動機能低下・認知症・閉じこもり等の介護予防を図る、いわゆる農福連携を通じて、高齢者が地域で交流しながら生き生きと活動できる場づくりを目的としています。本拠点は地域の高齢者はもとより、あらゆる世代間や地域外との交流もできる「たまり場」としての活用が期待されます。
いつか国立市の皆さんとも、農作業などを通じた交流ができることを期待しています。
問合せ:北秋田市高齢福祉課高齢福祉係
【電話】0186-62-6639
<この記事についてアンケートにご協力ください。>