■「市民一人ひとりがウェルビーイングを感じられるまちへ」
国立市長 永見 理夫(ながみ かずお)
あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に位置付けられたことで、コロナ禍以前のような生活が送れるようになりました。
そのような状況のなかで、4月に、「くにたち未来共創拠点矢川プラス」を開館いたしました。「つながり」「にぎわい」を創出する複合公共施設として、多様な世代の方にご来館いただいております。8月には、市内の小中学校に給食を提供する「くにたち食育推進・給食ステーション(愛称:KAMUCOME(カムカム)キッチン)」を稼働いたしました。これまで培ってきた経験・技術と最新の設備によって、安全・安心でおいしい給食を提供しております。その他の取り組みといたしまして、「手話は言語である」との認識の下に、手話言語に関する施策を推進するため、「国立市手話言語条例」を施行いたしました。
市では、健康(ウェルビーイング)を支えるまちづくりを進めております。ウェルビーイングとは、肉体的、精神的、そして社会的にも満たされている、良い状態を示し、「幸せ・満足」とも解釈されています。本年は、「(仮称)国立市健康まちづくりプラン」を作成し、ウェルビーイングを感じられるまちづくりに向けて全庁で連携してソフト・ハード両面の施策に取り組んでまいります。
ポストコロナの社会に向けて、「人間を大切にする」という基本理念のもと、個を尊重し多様性を認め合う「ソーシャル・インクルージョン」の理念を各施策にさらに根付かせ、引き続き職員一丸となって取り組んでまいります。
結びに、市民の皆様のご多幸を祈念し、新年のごあいさつとさせていただきます。
国立市長 永見理夫
<この記事についてアンケートにご協力ください。>