国立市と秋田県北秋田市は、平成30年(2018年)に友好交流都市となりました。「北秋田だより」では、北秋田市のさまざまな魅力を定期的にご紹介しています。
■北緯40°秋田内陸リゾートカップ 100キロチャレンジマラソン
仙北(せんぼく)市角館(かくのだて)から北秋田市鷹巣(たかのす)までの全長100キロをコースとした「北緯40°秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン」は、1989年に秋田内陸縦貫鉄道が全線開通したことに合わせ、沿線の観光推進や地域活性化を目的に始まりました。これまで31回の開催を重ね、全国各地から多くの参加者が集まる大会となっています。
例年9月下旬に開催されており、コースは黄金色に染まった田園風景が広がり、ランナーたちの目を楽しませているほか、沿道の地元住民からは心温まる声援が送られています。また、コース内に設けられた20カ所のエイドステーションは、住民ボランティアで運営されており、おもてなしや声援でランナーを後押しし、さらにゴール前では、北秋田市が誇る世界一の大太鼓『綴子大太鼓(つづれこおおだいこ)』が、ランナーの完走を称えるかのように轟音(ごうおん)を響かせてランナーを迎え入れます。
このように、本大会は参加者と地元住民でつくり上げる地元の一大行事でしたが、諸課題や新型コロナウイルス感染拡大による中止等の影響により、2023年の大会で終了することが決定していました。
しかし、地元や全国各地から終了を惜しむ声が多くあったことから、市内の社会福祉法人が大会事務局の継承に名乗りを上げ、大会が継続されることとなりました。皆さんも、北秋田市の自然豊かな原風景と地元住民とのふれあいを楽しむことができるマラソンに、ぜひ、チャレンジしてみてください。
「北緯40°秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン」
種目:100キロの部、50キロの部
申込み:6月30日(日)まで(申込先着順)
詳細は、問合せのHPをご覧ください。
問合せ:秋田100キロチャレンジマラソン大会実行委員会事務局【電話】0186-62-1811
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