国立市観光大使三浦祐太朗さんが語る
「城山さとのいえ」
先日いつものようにネットサーフィンをしていると、ふとこんな記事が目に入った。某不動産サイトの「家賃が手ごろで満足度が高い住み続けたい街ランキング」首都圏1位に、なんと我らが「谷保」が選ばれたのだ。
思わず声が出た。ようやく世間が追いついたというか、国立(くにたち)の魅力が少しずつ認知されてきているようで大変感慨深い気持ちになった。
そんな国立の大きな魅力の一つに、暮らしと自然の調和がある(と個人的に思っている)。なかでも南部地域にある城山(じょうやま)公園は、コナラやクヌギなどが小さな森を形づくっている。春にはヒトリシズカ、夏にはキツネノカミソリが生い茂る、まさに自然の宝庫である。
この公園には小さい頃よく友人たちと自転車で遊びに出かけた。暗くなるまで鬼ごっこをしたり、珍しい鳥を探したり、とにかく広い園内を縦横無尽に駆け回っていた記憶がある。
その城山公園内にある「城山さとのいえ」は、今年の3月で開設10周年を迎える農業の情報発信施設だ。野菜の収穫体験会、田植えや稲刈りができる稲作体験会など、子どもから大人までさまざまな農体験をすることができ、貴重な谷保の原風景を味わえる場所となっている。こういった農業イベントを通じて、市内に「農」があることをより身近に感じることができるので、皆さんも是非気軽に足を運んでみて欲しい。
問合せ:まちの振興課商工観光係
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