●墨田区長 山本 亨
11月5日、「すみだ保健子育て総合センター」がオープンし、運営を開始しました。当施設は、向島・本所保健センターの老朽化や、区民の健康意識の高まりなどから、保健所を核としつつ、教育、子育てなどの幅広い課題に対応する総合的な保健施設として、整備を進めてきたものです。
これまで区内に点在していた保健所等の各拠点が1か所に集約され、保健師をはじめとした様々な専門職が結集して健康福祉サービスを展開できることは、当施設の最大の強みです。
また、保健、教育、子育ての3つの部門が組織を超え、相互に連携することで、妊娠・出産期から学齢期に至るまで切れ目のない支援を充実させるとともに、施設内に児童相談所のサテライトオフィスを設置し、都と連携した子育て支援も開始しています。
このように、相談支援の体制をより一層充実させ、子どもや家庭に不安・悩みを抱えている方々に寄り添いながら、“こども まんなか すみだ”の実現に取り組んでいきます。
さらに当施設は、ターミナル備蓄倉庫としての役割も果たし、大規模災害時には各地から届けられる支援物資を区内各所へスムーズに分配する拠点としても機能していきます。
“つなぐ・つながる”というコンセプトの下、こうした一連の取組と併せて、“健康寿命日本一のまち”をめざし、区政を推進していきますので、引き続き皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。
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