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令和5年度決算と6年度上半期財政状況(2)

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東京都墨田区

◆6年度上半期の財政状況
長引く物価高騰による家計等への影響や、株価の歴史的な乱高下もあり、景気の先行きは不透明感が強まっています。今年度の区政運営では、区民の皆さんの安全・安心を第一に緊急性・優先性の高い行政需要に対し、迅速かつ積極的に取り組むとともに、より一層の財政健全化を進め、強固な財政基盤の構築に努めています。
6年度上半期の収支状況は下表のとおりです(表2)。

◇6年度予算の上半期の収支状況(9月30日現在)(表2)

備考1:収入額・支出額欄の( )内の数字は、それぞれの予算現額に対する割合です。

◆5年度決算に基づく財務書類
*国が定めた「統一的な基準」による財務書類(表3から表6)を公開します。

◇貸借対照表(表3)
会計年度末(基準日)時点で、区がどのような資産を保有し、その資産がどのような財源で賄われているのか、また、将来支払わなければならない負債がどのくらいあるかを示した表です。5年度は、資産合計が約4,203億円(A)、負債が約491億円(B)、純資産は約3,712億円(C)となりました。

・資産の部

・負債・純資産の部

◇行政コスト計算書(表4)
行政サービスに要したコスト(費用)と、受益者負担等の収益を示した表です。5年度は、純経常行政コストが約1,655億489万円(C)に対し、臨時損失が約1,675万円(D)、臨時利益が約173万円(E)でした。その結果、純行政コストは約1,655億1,992万円(F)となりました。このコストは区民の皆さんの税金や国および都からの交付金などで賄われています。

備考1:区民1人当たりの行政サービスに要したコストは、6年1月1日現在の人口1人当たりで算出しています。なお、公共施設の整備などの資産形成につながる支出は含まれません。

◇純資産変動計算書(表5)
貸借対照表(表3)の「純資産合計」に計上されている数値の1年間の変動を示した表です。4年度末の純資産残高が約3,623億円(A)に対し、5年度末の純資産残高は約89億円(B)増加し、約3,712億円(C)となりました。

◇資金収支計算書(表6)
一会計年度において、資金がどのように調達・活用されたかを、3つの区分に分けて示した表です。業務活動収支で、5年度は約141億円の余剰(A)が生じました。これが、道路・学校等の公共施設整備や、基金の積立・地方債の償還などの投資・財務的活動の財源となっています。5年度の資金収支は約2億円の減少(D)となった一方で、歳計外現金は約1億円の増加(H)となったことから、年度末現金預金残高は、約111億円(J)となっています。

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