夢や希望をもってiUに入学した若者たち。社会で活躍するiUの在学生2人・卒業生2人に「iUってこんなところ(iUの特色など)」について、語っていただきました。
◆株式会社 StyleCraft(代表取締役/CEO)
牧野 友季さん(大学3年生)
◇“iUはみんなが私の個性を認めてくれた場所”
・働く場所を自ら作りたい
私自身に障害があり、iU入学前は地元の福祉作業所で働いていました。でも、一般企業に就職して自分の好きな仕事をしてみたくて、思い切って就職活動に挑戦しました。しかし、一般企業で障害者が雇用されるのは想像以上に難しく、このままでは自分が働ける場所は見付けられないと思いました。
それなら、自分自身で働く場所を作れないかといろいろ探し回り、やっとの思いで見付けたのがiUでした。
・たくさん悩んで前に進む
私も進路では、たくさん悩みました。自分の道を進もうとすると、悔しい思いをしたり、悩んだりすることもありますが、自分の未来を切り開けるのは私だけだと言い聞かせて、様々な活動に参加しています。iUで出会った仲間は、出身も年齢もバラバラですが、お互いの個性を認め合い、切磋琢磨(せっさたくま)できる間柄です。そんな仲間たちと、これからも挑戦を続けていきます。
・株式会社 StyleCraft
「お気に入りのワンピースを着て、おいしいクレープを食べたい!」という牧野さんの思いから、令和6年2月、iU学生の5人で設立。「自己表現をあきらめない世界を実現する」をビジョンに、身体障害者が楽しく服を選べるECプラットフォーム(ウェブサイト)を現在開発中。
◆株式会社MediAlpha(取締役/CMO)
瓜生 雄羽さん(大学3年生)
◇“iUは在学中に起業ができる数少ない大学”
・失敗から学び成長する
手に職をつけるか、起業がしたいと思い、高校卒業後はiUへの進学を選びました。
入学後は、大学が実施した起業プロジェクトに参加したことで、スムーズに現在の会社の立ち上げにつなげることができました。起業に際しては、銀行口座の開設から事業計画書の書き方まで、手厚くサポートをしてもらいました。その間、教授からずっと言われてきたのが“失敗から学ぶ”ことです。失敗からしか学べないことがたくさんあります。失敗を恐れず、まずはチャレンジすることの大切さを身をもって経験しました。
卒業後は、現在の会社を運営しつつ、大学院への進学も考えています。今後もiUの皆さんからのサポートを受けながら、さらに大きく成長していきたいです。
・株式会社 MediAlpha
iU学生の発起人3人により、令和5年8月に設立。iU学長の中村 伊知哉氏が顧問に就任。主な事業としてメディア事業、イベントプロデュース事業、価値創造事業を展開。クリエイターが活躍できる舞台をプロデュースし、マルチチャネル発信する役割を果たし、世界を丸ごとプロデュースする会社をめざす。
◆大手総合人材会社(人事本部人材開発部所属)
小平 峻さん(令和6年3月卒業)
◇“iUは就職も積極的にサポート”
・王道ではないことが強味
私は、社会問題を解決するための社会起業家をめざしてiUに入学しました。しかし、iUで様々な活動に参加する中で、1を10に、10を100に伸ばす事業家に興味をもつようになり、在学中はいろいろな会社にインターンシップでお世話になりました。小さなベンチャー企業から、大手の上場企業まで、幅広く経験できたことが、現在就職している会社でも役に立っています。
有名な大学に入り、大手企業に就職して幸せな家庭を築く、いわゆる王道ルートがあると思うのですが、それだけが正解ではありません。
iUは、大学のコンセプト自体がほかの総合大学とは異なるため、就職を考えたときに、そこは差別化できる1つのポイントになります。総合大学は、あくまで学問を学ぶ場所として捉えられますが、iUの場合は、自らが興味をもって大学で実践してきたことを中心にアピールできるので、説明がしやすいし、相手にもすごく伝わりやすいです。
・万全のサポート体制
iUには、学生一人ひとりを支援する職員や、進路相談に乗ってくれる職員がいるので、定期的に就職等のサポートを受けることができ、本当に助かりました。学生の人数が少ない分、全体に目が行き届いているので、安心して自分自身の活動に専念できます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>