◆すみだ北斎美術館(亀沢二丁目7番2号)で開催中の企画展「読み解こう!北斎も描いた江戸のカレンダー」後期の見所をご紹介します。
江戸時代の暦は現在と異なり、月の日数は30日(大の月)か29日(小の月)で、同じ月でも毎年日数が変わりました。そこで、その年の大や小の月を絵の中などに隠した「絵暦」や「大小」と呼ばれる作品が流行しました。本作もその1つで、盃(さかずき)に肉眼では見えないくらい小さな文字で「大、二、三、四、七、九、十二」とあります(下図の拡大図を参照)。大の月がこの配列の年は、寛政11年(1799年)に当たります。本作は企画展「読み解こう!北斎も描いた江戸のカレンダー」の後期(3月2日まで)で展示しています。
日時:3月2日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
入館料:
・一般…1,000円
・高校生・大学生・65歳以上の方…700円
・中学生・障害のある方…300円
・小学生以下…無料
問い合わせ:すみだ北斎美術館
【電話】03-6658-8936
*詳細は、すみだ北斎美術館HPを参照
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