東京消防庁管内では、過去5年間に住宅火災により約360人が亡くなっており、その7割が高齢者です。年齢を重ねると、火災に気付きにくかったり、避難が遅れたりするなど、リスクが高まります。まずは、火災の発生危険が高い場所を知って、火災を起こさないようにしましょう。
■住宅火災の主な出火原因
(1)たばこ
(2)ストーブ
(3)コンロ
日ごろからたばこの後始末を徹底する、寝たばこは絶対にしない、ストーブの近くで洗濯物を乾かさない、調理中にキッチンから離れない、などを心掛けましょう。また、火災の被害を小さくするためには素早い初期消火が有効です。
■初期消火のポイント
(1)早く知らせる
(2)早く消す
(3)早く避難する
日ごろから消火器を準備し、置き場所を確認しておきましょう。また、住宅用火災警報器は10年を目安に本体交換をするなど、有事に備え、定期的に点検しましょう。
問い合わせ:多摩消防署予防課防火査察係
【電話】375-0119
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