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「シリーズ第5回」地域協創による多世代共生型コミュニティの形成を目指して地域協創のすすめ

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東京都多摩市

ID:1004704
市は、多世代がゆるやかにつながり、互いに助け合い、支えあう地域社会づくりを目指して、「市民・地域と行政との新たな協働のしくみ[地域協創]」を検討しています。
このシリーズでは、地域でのさまざまなつながりをきっかけに困り事が解決したり、市民が興味のあることに挑戦する機会となった事例を織り交ぜながら、安心して、楽しく暮らせる地域社会の実現に向けた取り組みをご紹介します。

■地域担当職員の活動をご紹介!
地域担当職員は、これからの地域運営を市民の皆さんと一緒に考え、地域の課題対応ややりたいことが実現できるよう支援します。令和5年度は試行として、4つのモデルエリアを担当する職員を配置し、各地域との関係をつくりながら地域の人の思いを実現するために取り組んでいる中で、次のような事例が出てきています。

[高校生]
ワークショップの案内が無作為抽出で届き、参加しました。ゲーム性のある内容や異世代の方との意見交換を期待していましたが、良い意味で予想以上でした。今度は自分たちで同世代を対象に開催し、多摩市の未来について語り合いたいです!

[地域担当職員]
工夫して企画したワークショップの参加者が自発的に活動するなど、地域のことを自分ごととして捉えてくれたことが本当に嬉しいです!地域でできることを増やしてもらえるよう、我々もお手伝いしますので、今年中に開催しましょう!

■モデルエリアでこんなことが進んでいるよ!
◇コミュニティプレイスあたごがオープン!
住民参加型の学習会を経て、地域の人と人をつなぐ場として4月15日にオープン!5月にはワークショップ参加者から生まれた音楽グループが行ったコンサートが大盛況でした。気軽に立ち寄れる地域の憩いの場として、賑わっています!

◇小・中学生向けまち歩きイベント開催!
馬引沢・諏訪地域の地域福祉推進委員会が中心となって、小・中学生が自分たちの住む地域を知る機会になるよう、まち歩きを行いました。通学時の危険なスポット・非常時に取るべき行動を交流しながら確認しました。

■地域担当職員として地域に出てみて~地域協創のこれから~
「コロナ禍を経て地域のつながりが弱くなっている」「次の担い手が見つからず半ば義務感で地域活動に参加している」といった声も聞かれた一方で、「もっと地域のイベントにも行ってみよう」「自分たちの住む地域についていろんな人と語り合う取り組みがしたい」という意欲的な声も挙がってきています。このような「地域で何かやってみたい!」という皆さんの思いを受け止めて、地域を「支える」「つなぐ」、地域の中で「掘り起こす」ためのコーディネートやプロデュースをするとともに、地域担当職員として地域を知ったり、地域と共に取り組んでみる経験を通して、皆さんと一緒に成長していきたいと考えています。
今後は、市民・地域と市との協働の在り方について、多くの市民の皆さんのご意見をいただきながら、これからの市の方向性を示す「(仮称)協創ビジョン」を策定していく予定です。

問い合わせ:企画課
【電話】338-6813【FAX】337-7658

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