◆子どもによって、頼る人・タイミングはそれぞれ。まずは気付き、寄り添うことが大切です
○「ヤングケアラー」とは
「一般的に大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の子どものこと」を言います。家族の世話やケアをすることは悪いことではありませんが、それが大きな負担になっているときには注意が必要です。
子ども自身が置かれている状況を認識することが大切ですが、自分では気付きにくい場合があります。さらに、「家族のケアは家族で何とかしなければならない」と考えてしまうことで、子どもからSOSを出しにくいという状況もあります。
自分が置かれている状況を話すことは簡単ではなく、話したくない場合もあるということを理解した上で、子どもが助けを必要としたときに状況を変えていけるよう、周囲の人は安心して話せる関係性をつくっておくこと、相談窓口を知っておくことが大切です。
相談を受けたときは、価値観を押し付けないこと、その子がしていることを否定しないことを心掛けましょう。
○「ヤングケアラー」に関する相談窓口
「ヤングケアラー」に関して困ったことがあればご相談ください。
・子ども家庭支援センター相談専用ダイヤル【電話】355-3777
(祝日を除く月~土曜日午前9時~午後6時)
・東京都多摩児童相談所【電話】372-5600
(祝日を除く月~金曜日午前9時~午後5時45分)
・児童相談所虐待対応ダイヤル(24時間年中無休)【電話】189
ID:1003782
問い合わせ:子ども家庭支援センター「たまっこ」
【電話】355-3833
<この記事についてアンケートにご協力ください。>