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「市長コラム」 多摩の風 第115回

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東京都多摩市

◆「こどもまんなか」多摩市から
「えっ!」と驚くニュースが多いと思いませんか。特に幼児虐待はじめ子どもに関わる悲しい事件の数々には「なぜ?」そして発する言葉が続きません。
子どもは大人たちが思っている以上に感受性豊かです。そのことを改めて気付かされたのは、2022年に上映された「こどもかいぎ」というドキュメンタリー映画です。保育園に通う子どもたちが「こどもかいぎをはじめます」と、テーマを自分たちで決めたり、その日のノリで会議を行ったりしています。
「どうして生まれてきたんだろう」「ケンカしないようにするにはどうすればいいの」「宇宙って誰が作ったの?」「鼻くそって、きなこ味がするんだよ」など中には笑ってしまうような話題も。ナレーションはコピーライターの糸井重里さん。
この映画を製作したのは多摩市で生まれ育った映画監督の豪田トモさん。2010年には「うまれる」という、妊娠・出産・育児をテーマに、命の尊さ・人とのつながりを考える映画を制作しています。この映画のナレーションは、イクメン俳優のつるの剛士さん。
豪田トモさんは、本年4月に子ども家庭庁が発足した時、「こどもまんなかにGO!GO!の会」を開催し、どう盛り上げていくか、熱い「おとなかいぎ」を開いたとご自身のブログで紹介しています。
今号の表紙は市内の幼稚園・保育園、児童館に通う子どもたちの笑顔です。「こどもまんなか」。より熱く進めていきます。
(多摩市長 阿部裕行)

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