~地域協創による多世代共生型コミュニティの形成を目指して~
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市は、多世代がゆるやかにつながり、互いに助け合い、支えあう地域社会づくりを目指して、「市民・地域と行政との新たな協働のしくみ[地域協創]」を検討しています。
このシリーズでは、地域でのさまざまなつながりをきっかけに困り事が解決したり、市民が興味のあることに挑戦する機会となった事例を織り交ぜながら、安心して、楽しく暮らせる地域社会の実現に向けた取り組みをご紹介します。
■「参画」「協働」をさらに進める「協創」
まちの魅力や課題に気づいた時に、誰かと話したりすることはありますか?近所の方とあいさつをしたり、会話ができる関係はありますか?災害時に声をかけ合えるご近所さんはいますか?
市は、これまでの参画を多世代に、協働を多分野に進めることで、誰もがつながり合えるコミュニティが生まれ、さまざまな地域課題の解決や、新たなまちの魅力・地域の価値が創造される「協創」社会の実現のための取り組みを進めています。
■「地域に関わることが自分自身のメリットになるまち」を目指して
◇地域で活動する市民の声
・新規参加者
思い切って地域活動に参加しました。地域で顔見知りが増え、困った時にはお互いに頼ることができるようなゆるやかなつながりが生まれました。また、つながりが生まれたことで、地域交流の取り組みが実現でき、子どものための地域づくりに関われて嬉しかったです。
・既存活動者
新たに地域のお祭りの準備に関わってくれる方がいて嬉しかったです。いつもと違うメンバーが参加することで、これまでのメンバーにとって刺激になり、今まで以上に張り切ってしまいました。その方がいろいろな想いやアイデアをお持ちと分かったので、次回も参加してもらいたいです。
地域活動にこれから参加する方にとっても、これまで地域で活動してきた方々にとっても、ふとしたきっかけで世代を超えたつながりが生まれ、それが継続していくことで、分野を超えた地域の魅力や価値創出といった活動の広がりや活気が生まれていきます。市民の皆さんに地域で楽しみながら活動してもらうことを期待して、市は、誰もがつながり合えるしくみ・しかけづくりを進めます。
現在、第八期多摩市自治推進委員会では、「協創」社会の実現に向けて、「モデルエリアでの実践」とその実践を踏まえた「議論」を行っています。今後、「協創」社会を実現していくためのしくみやしかけについて、市長に提言する予定です。
問い合わせ:企画課
【電話】338-6813【FAX】337-7658
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