文字サイズ
自治体の皆さまへ

シリーズ第10回 地域協創による多世代共生型コミュニティの形成を目指して 地域協創のすすめ

36/43

東京都多摩市

市は、多世代がゆるやかにつながり、互いに助け合い、支えあう地域社会づくりを目指して、「地域協創のしくみ・しかけ」を導入して協創の実現に向けた取り組みを進めています。
このシリーズでは、地域でのさまざまなつながりをきっかけに困り事が解決したり、市民が興味のあることに挑戦する機会となった事例を織り交ぜながら、安心して、楽しく暮らせる地域社会の実現に向けた取り組みをご紹介します。

■いくつかの地域で、多世代の多様な人がゆるやかにつながり合い活動を始める「きっかけの場づくり」を進めています
無作為抽出で呼びかけた参加者に、自分の住む地域に興味を持ち、一緒に地域をつくっていく仲間や新たなまちの楽しみ方を見つけてもらえるよう、ゲーム形式を取り入れ、初めて会う方同士でも楽しめるように雰囲気づくりを工夫したワークショップ(エリアミーティング)などを定期的に開催しています。今回は、4つの地域で行っている取り組みのうちの一つを紹介します。

●東寺方小学区[開催報告]6月30日@東寺方小学校ランチルーム
まちづくりシミュレーションゲームを通して、小学生から高齢者まで一緒になって、「どのようなまち・地域にしたいか」を話し合いました。ゲームについては、「限られた財源と時間の中で事業の取捨選択をする必要があり、難しかった」という声もありましたが、振り返りの時間では「ゲームなので失敗を恐れずに意見が言えて、決断できた」「さまざまな年代の人と話すことができ、面白かった。もっと地域に興味が湧いた」など、前向きな感想を多くいただきました。
住みたいまちの姿としては「世代にとらわれずいろいろな人と関わりを持てる地域」「子どもに『長く住みたい、また戻ってきたい』と思ってもらえるような地域」「やってみたいが声に出せて、やってみたいがやってみように変わるまち」などがあげられ、そのために「地域のイベントやワークショップに積極的に参加する」「自分の専門分野で小さくできることを続けていく」といった、参加者それぞれにできることがあげられていました。
参加者からは「近所に住む人と知り合えて、いざというときの安心感が高まった」「参加したことで仲間ができて、自分でも企画を実際に動かしたり活動の幅を広げたりできた。仕事にも活かせそう」と言っていただき、終了後にも参加者同士や職員と共に感想や地域の情報について話す様子が印象的でした。

これまでの取り組みや最新情報については、公式ホームページをご覧ください。次回は以下の日程で開催予定です。お誘い合わせのうえご参加ください。

●東愛宕中学区
次回10月19日(土)午前10時~正午
@コミュニティプレイスあたご(愛宕4-53-1)
誰でもカフェあたご「自分のため×周りのためを見つけよう」

●東寺方小学区
次回11月10日(日)午前9時30分~午後0時30分
@東寺方小学校ランチルーム
エリアミーティング「自分を知って地域を楽しむアイデアを考えよう」

●諏訪中学区
次回11月23日(祝)午後1時30分~4時30分
@諏訪地区市民ホール
エリアミーティング「自分を知って地域を楽しむアイデアを考えよう」

●青陵中学区
次回11月30日(土)午後2時~4時30分
@JSmile多摩八角堂(豊ヶ丘5-5)
エリアミーティング「子どもたちとの関わりから地域の未来を考えよう」

ID:1004704

問い合わせ:協創推進室
【電話】338-6803【FAX】337-7660

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU