日ごろの心がけで家庭からの「食品ロス」を減らしましょう!
10月16日(水)は国際連合が定めた世界の食料問題を考える「世界食料デー」です。世界には、飢餓に苦しんでいる人が大勢います。日本では、年間約472万トン(家庭からは約236万トン)のまだ食べられる食品が廃棄されていると推計されています(農林水産省および環境省令和4年度推計値)。これは、日本国民1人1日当たりに換算するとおおよそ茶碗1杯のご飯の量に相当します。
■発生要因の内訳
○我が国の食品ロスは472万トン
○食品ロスのうち事業系は236万トン、家庭系は236万トンであり、食品ロス削減には、事業者と家庭双方の取り組みが必要になります。
※1:
・製造・卸・小売事業者
製造・流通・調理の過程で発生する規格外品、返品、売れ残りなどが食品ロスになる
・外食事業者
作り過ぎ、食べ残しなどが食品ロスになる
※2: 未開封の食品が食べずに捨てられている
※3: 野菜の皮を厚くむき過ぎるなど、食べられる部分が捨てられている
※農林水産省および環境省「令和4年度推計」
※端数処理により合計と内訳の計が一致しないことがあります
■日常生活の中でちょっとした配慮をしよう
・買い過ぎに注意!
冷蔵庫や戸棚などにある食材の在庫を確認し、必要な分だけ買いましょう。
・買う時は手前に陳列されているものから
賞味期限と消費期限の違いを正しく理解し、手前に陳列されているものから取りましょう。
・正しい保存方法で保存
誤った方法で保存すると、食品の劣化が早くなる場合があります。
・食べきれる分だけ作る
体調や健康、家族の予定を配慮し、食品ロスがでないように工夫をしましょう。
・食べ切る
食事は好き嫌いなく、残さず食べましょう。食べきれなかったものはリメイク料理やアレンジレシピに挑戦しましょう。
・食べきり協力店を利用する
食品ロス削減に取り組む店を、多摩市食べきり協力店として登録しています。
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■食べきれなかった料理は「mottECOボックス」で持ち帰りましょう!
「mottECO」は、食べ残しを自己責任で持ち帰る行動の愛称で「持って行こう」「もっとエコ」との意味が込められています。
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■10月30日は「食品ロス削減の日」
令和元年10月に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、10月30日は「食品ロス削減の日」に定められました。
■10月は3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間です
資源やエネルギーの有効活用、環境負荷の軽減など循環型社会の実現に向けて、3Rでごみの減量を心掛けましょう。
(1)リデュース(Reduce)
物を大切に使い、ごみを減らす
・必要な物だけ買う
・買い物にマイバッグを持参する
・量り売りの商品を選ぶ
(2)リユース(Reuse)
使える物は、繰り返し使う
・詰め替えできる製品を選ぶ
・いらなくなった物を譲り合う
(3)リサイクル(Recycle)
ごみを資源として再び利用する
・ごみと資源の分別をする
・再生された製品を利用する
市は、(1)~(3)の3Rにリフューズを加え、4Rを推進しています
(4)リフューズ(Refuse)
ごみを発生させないようにする
・いらない包装を断る
・マイタンブラーを使い、使い捨て容器をもらわない
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問い合わせ:資源循環推進課
【電話】338-6836【FAX】356-3919
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