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自治体の皆さまへ

多摩センターわくわくプロジェクト Vol.2

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東京都多摩市

~まちづかいから考えようこれからのまちのこと~
多摩センターでは、令和4年度から「まちづくりを起点とした新たなまちのつくり方」をスタートし、これからのまちの事を考えています。また、令和7年3月に方向性を出すことを目指しています。

■こんなことやったよ!
◆まちづかいワークショップand社会実験
▽9月23日ワークショップ(1)
“大それた妄想”in多摩センター

▽10月4日ワークショップ(2)
大それた妄想をもとにテーマ別に分かれてディスカッション
まちのことを考える機会を増やしながら、社会実験を実施してニーズや課題を収集し、これからのまちづくりを考えています。
(1)自分がやってみたい“まちづかい”のアイディア(2)居心地のいい空間(3)多様なつかい方、快適な通行

▽10月14日ワークショップ(3)
社会実験にむけ仕掛けを具体的に考えよう
・第1弾“まちづかい社会実験~レンガ坂編〜”
リニューアルしたレンガ坂周辺で、つかい方〔滞留空間(すわる・あそぶ)と通行〕の実験を実施!

◆やってみてわかったこと
・高校生から高齢者までワークショップに参加。「やり方・関わり方は分からないけど、何かしらまちに関わりたい!」そんな声が聞こえてきました。
・パルテノン多摩や公園でのアイデアは多種多様!
・レンガ坂周辺は生活動線。ペットの散歩など地域の人の日常づかいが中心。
・リニューアルしたレンガ坂は広くなって歩き心地はいいが、自転車の通行に課題が見えてきました。

◆次の進め方
社会実験の結果をもとに、3月にパルテノン大通り他、多摩センター全体でまちづかい社会実験を実施予定です。
行政が取り組んできたまちづくりの課題やこれまでのまちの声をもとに設定したテーマを軸としていきます。一緒に考えてみたい・関わりたい方は、公式ホームページをご覧ください。
◇まちづくりに向けたアイデア実現プロジェクト
植栽帯をつかってみよう

◇まちのアイデア実践プロジェクト
モビリティを走らせてみよう

◇座る場所や屋根がけなどの什器、通行ルールなどまちの課題も一緒に考えます

◆一緒に考えよう! 遊歩道の“安全な通行のあり方”
令和5年10月末に実施したレンガ坂周辺での社会実験の結果を共有しながら、今後の社会実験の改善点やこれからの遊歩道の安全な通行のあり方を市民の皆さんと考えます。
レンガ坂での日常における遊歩道(歩行者優先)の自転車走行問題や歩行者の安全対策をざっくばらんにお話しし、これからの多摩センター遊歩道の通行を一緒に考えませんか?
日時:2月17日(土)午前10時~正午
場所:中央図書館活動室1
対象:市内在住・在勤・在学者
定員:30人(申し込み先着順)
ID:1014090

申し込み・問い合わせ:2月14日(水)までに、公式ホームページのインターネット手続きで、道路交通課【電話】338-6859へ

■チャレンジを後押しする 多摩ラボ
◆第1回 やってみた!人インタビュー
・多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校
石飛校長/高校2年生ご担当の出岡先生

令和4年度に、多摩ラボの前身となるオープンラボで、高校生が「やりたい!」と声をあげたのは、「街なかで期末テスト」!?まちづかいを体現した元祖企画「街なか期末テスト」を実施した、多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校(多摩大聖)の石飛校長(本紙写真左)と高校2年生ご担当の出岡先生(本紙写真右)にお話をお聞きしました。

◇主役は生徒“正解のないもの”に向き合い課題を見つけ考える
生徒の思いを「探究学習」カリキュラムの成果発表という形で具現化したのは、「探究の授業では、何をやるかは決めていない。とにかくまちに出よう」と語る出岡先生。「地域と学校のそれぞれに“やってみよう”と思う人がいて、その人たちが出会えたことがよかった」と、石飛校長は生徒と先生を後押しする。
オンライン授業など合理化を進めたコロナ禍を経て、とにかく地域に出ていくことを後押しするのが多摩大聖の探究学習の特徴。「世代を超えた対話を通し、生徒自らまちの課題を見つけ考えるリアルな活動が、まちや学校への愛着も育む」と、これまでにない学びの場をつくることを先生自ら考え続けている。
多摩ラボに参加した高校生も「親や先生以外の普段話すことのない大人と話すのが楽しい」と、まちに出ること自体に面白みを感じているようだ。
昨年度期末テストを体験した高校2年生は、実践型にステップアップ。地域と密着したゼミ活動を行っている。「高齢化している多摩市では、若者の手で解決できるものがある。生徒が課題を見つけ、アイデアを考えることで終わりではなく、実際のまちの課題につながり、関わっていければ」とこれからの探究学習の展望を石飛校長は語る。

問い合わせ:
プロジェクト・多摩ラボについて…経済観光課【電話】338-6830
まちづかい社会実験について…都市計画課【電話】338-6856

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