いつまでも元気で健幸に暮らしていくためには、外に出て、地域や他の人とつながることが大切です。
「最近外出がおっくうになってきた」
「特に外に出る用事もないし」
「移動が大変だしなぁ」
このようにお考えの、主に高齢者や障がい者が自宅周辺(徒歩圏内)に外出することをためらう大きな要因として、「足腰の不安」「トイレの不安」「きっかけ不足」があります。
そこで、誰でも気軽に外出できていつまでも住み慣れたまちで暮らせるよう、下図のような技術の開発に国と多摩市で協力して取り組んでいます。
その取り組みの一つとして、屋外での移動が難しくなってきた高齢者や障がい者が外出する機会を増やすことができる未来の実現に向けて、モビリティの実証実験を行うとともに、シンポジウムを開催します。
本事業は、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」と協力し進めています。
■モビリティ技術の実証実験を行います!
2月中・下旬ごろに、永山地域で自動走行モビリティサービス(歩道を走行可能な「遠隔操作型小型車」)が実際に運行可能かどうかの実験を実施予定です。
準備のために、2月上旬からモビリティが周辺を走行することがあります。
●「移動の不安を抱えない」 未来の外出はこうなります!
◇おすすめ地域イベント情報配信サービス
(1)おすすめ地域イベント情報を声掛けロボットがお知らせ
今日は○○公園でイベントをやってるみたいだよ!行ってみよう!
◇自動走行モビリティサービス
(2)モビリティの予約(行き)
よし!じゃあ行ってみようかな!
目的地まで連れて行ってくれるモビリティの予約も簡単に頼めて便利だ!
(3)モビリティに乗って目的地へ
自宅から目的地まで自動走行で気軽に行ける!
(5)モビリティの予約(帰り)
イベント楽しかった!
帰りも家までモビリティで帰ろう!
(6)モビリティに乗って自宅へ
自動走行で安全に帰れる!
◇排尿支援サービス
(4)トイレのタイミングをアプリでそっとお知らせ
そろそろトイレのお時間です。
■シンポジウム「住み慣れたまちで暮らし続けることを支えるために」を開催します
日時:2月22日(土)午後3時~5時
場所:パルテノン多摩オープンスタジオ
定員:会場…80人、オンライン…200人程度(いずれも申し込み先着順)
●基調講演1 内閣府SIP事業「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」について
講師:久野譜也氏(筑波大学大学院人間総合科学学術院教授)
●基調講演2 多摩市の健幸まちづくりについて
講師:多摩市職員
●基調講演3 多摩ニュータウン開発とURの取組の今
講師:水野克彦氏(独立行政法人都市再生機構ウェルフェア推進部長)
●活動報告1 自宅周辺への外出支援サービスの開発について
報告者:東大輔氏(久留米工業大学インテリジェントモビリティ研究所所長・教授)
●パネルディスカッション 「住み慣れたまちで暮らし続けることを支えるために」
ファシリテーター:青木由行氏(一般財団法人不動産適正取引推進機構理事長)
パネリスト:
・阪口伸六氏(株式会社つくばウエルネスリサーチ顧問)
・水野克彦氏(独立行政法人都市再生機構ウェルフェア推進部長)
・東大輔氏(久留米工業大学インテリジェントモビリティ研究所所長・教授)
・井上剛伸氏(国立障害者リハビリテーションセンター研究所福祉機器開発室長)
・多摩市職員
主催:久留米工業大学、東京大学、筑波大学、パナソニックプロダクションエンジニアリング(株)、ユカイ工学(株)、DFree(株)、LeDESIGN(株)
共催:多摩市
ID:1016520
申し込み:1月20日(月)~2月14日(金)に、公式ホームページのインターネット手続き・電話またはファクシミリで、「SIPシンポジウム申し込み」・氏名、ファクシミリで送信の場合はファクシミリ番号を、市役所企画課【電話】338-6916【FAX】337-7658へ
問い合わせ:
実証実験・シンポジウム内容に関して…LeDESIGN【メール】info@le-design.jp
市の健幸まちづくり・SIPとの連携について…市役所企画課【電話】338-6916【FAX】337-7658
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