令和7年度(2025年度)予算(案)(2)

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■3.令和7年度に多摩市がさらに進める取り組みの一部をご紹介します!
※予算額は各分野に関連する予算額を記載しています

●環境(予算額：約41億4900万円)
▽創エネルギー・省エネルギー機器等導入補助金　1億円
創エネ・省エネ機器等導入補助金に新メニューを創設し、これまでの太陽光発電システムなどへの補助に加え、住宅断熱改修への補助(個人)、高効率空調・照明設備への補助(事業者)、ソーラーカーポートへの補助(個人・事業者)を開始します。

▽集合住宅共用部LED照明機器切替補助金　900万円
市内の分譲集合住宅共用部におけるLED照明への切り替えに対する補助金を創設し、温室効果ガス排出削減に向けた取り組みを進めます。

▽生き物調査隊活動レポートの作成　79万円
生物多様性の保全を推進するため、市民参加型の生きもの調査結果を活動レポートとして取りまとめ、図鑑的活用要素も取り入れた電子版リーフレットを作成します。

●産業振興、観光、都市農業(予算額：約2億7600万円)
▽聖蹟桜ヶ丘活性化事業　921万円
日本アニメーション(株)と開催しているラスカル子ども映画祭・まち歩き事業において、同社の創立50周年を記念した取り組みを行います。また、映画「耳をすませば」の上映30周年記念事業として、「耳をすませば」の上映会を実施します。

▽DX人材教育プログラム事業　1758万円
DXに関して深い知識と課題認識を持つことや、市内企業同士の横のつながりを持つ人材を育成するために、DX研修会および参加者交流会を実施します。

●市民活動、コミュニティ、生涯学習、社会教育・文化(予算額：約25億4700万円)
▽総合体育館第1スポーツホール空調設置工事　2億6990万円
近年の酷暑に対する熱中症対策および避難所の環境整備などのため、総合体育館の第1スポーツホールに空調を設置します。

▽地域協創市民活動事業補助金　75万円
多世代共生型のコミュニティづくりの推進に向け、多世代の参画・多分野の協働が、市民によって新たに創出されることを支援するための補助制度を創設します。

●健康、福祉、医療、介護(予算額：約212億6200万円)
▽健幸ポイント事業　1335万円
高齢者や健康無関心層への働きかけとして、健幸的な取り組みに対し市内で利用できるインセンティブを付与し、行動変容のきっかけとするため、令和6年度に実施した健幸ポイント事業を令和7年度も実施します。

▽認知症の方の社会参加の推進　383万円
認知症の方が生きがいや希望を持って暮らすことができるよう、社会参加の機会を創出するためのイベントの実施・オレンジパートナーの育成・居場所の開拓などを行います。

▽歯周病検診の20歳への拡大・妊婦パートナー歯科健診　296万円
歯周病検診の対象者を20歳まで拡大し、さらには20歳の受診者限定で歯面清掃を実施します。また、妊婦歯科健診を健康センターで実施していた集団方式から、医療機関で受診する個別方式に変更するとともに、妊婦のパートナーも加えて健診を実施します。

●子ども、学校教育(予算額：約195億3600万円)
▽こども誰でも通園事業・多様な他者との関わりの機会の創出事業　3億670万円
令和6年度から開始した保護者の就労などの有無に関わらず、幼稚園・保育所などを利用することができる国事業の「こども誰でも通園制度」および、類似の都事業である「多様な他者との関わりの機会の創出事業」の取り組みについて、令和7年度からは民間実施園を13園程度に拡大し実施します。

▽中学校特別支援学級の開設準備　2823万円
近年の特別支援教育に対するニーズの高まりを受け、令和8年度から聖ヶ丘中学校に自閉症・情緒障害特別支援学級を開設するため、空調設置や必要物品の購入など、教室環境の整備を行います。

▽放課後子ども教育の拡大　4815万円
令和5年から開始した学童クラブ運営法人を、実施主体とした放課後子ども教室の実施校に、東寺方小学校と南鶴牧小学校を加え、全部で4校に拡大します。

●都市づくり、交通、防災、防犯、住宅(予算額：約63億3300万円)
▽防犯カメラ設置等への補助　1050万円
地域における見守り活動を行う自治会および商店街などの団体が防犯カメラを設置する際に経費の一部を補助します。

▽消防団アプリの導入　86万円
消防団のDX推進を図るため、出動指令・出場報告・資料共有・予定確認・出欠確認をすることができるアプリを導入します。

▽道路・公園施設の包括的管理の検討　2000万円
道路・公園施設の維持管理業務における市民サービスの向上や業務の効率化のため、民間企業の資金力や事務能力などを導入した包括的管理の検討を進めます。

▽インクルーシブ公園の整備　1億3277万円
大谷戸公園のトイレの洋式化や駐車場の拡張工事とあわせて、公園広場に誰もが楽しめる遊具を設置し、インクルーシブな公園として整備します。

上記でご紹介した他にも、多摩市は市民生活の向上のためのさまざまな取り組みを実施します。
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問い合わせ：財政課
【電話】338-6814【FAX】337-7658