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〔Information〕伊豆大島ジオパーク ちょこっとコラム No.29

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東京都大島町

大島の自然や文化、身近な魅力に迫ります。

■災害対策のハードとソフト
今年7月8月の大型台風接近では、記録的な大雨により土石流が発生、西日本を中心に甚大な被害が出ました。大島でも昨年8月、台風8号の影響で外輪山の斜面が崩落、御神火スカイラインが一時通行止めとなりました。幸い、人や建物などへの被害はなかったものの、大変崩れやすい地形・地質の場所が島内にあることを実感する出来事となりました。
身近に起こり得る自然災害ですが、発生時期や被害規模等が捉えにくく、その全てから逃れることは困難です。しかし、受ける被害を軽減させることはできます。それが防災のハード対策とソフト対策です。ハード対策とは、施設等を整備することで被害を最小限に抑えられるよう、物理的に災害対策するものです。一方のソフト対策は、例えば災害の特徴を知り、有事の際に最善の行動を選択できるよう、普段から知識と意識を備えるものです。この2つを組み合わせることで、防災効果は飛躍的に高まります。
2013年伊豆大島土砂災害から、今年で10年が経過します。改めて火山島である大島の特性を理解し、「今できる備え」について考える機会を設けてはいかがでしょうか。
〔伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局〕

▼被害の軽減
・支えが増えると 防災効果UP!

・砂防工事
・防波堤設置
・災害に関する法整備
・ハザードマップの作成
・自主避難

・ハードとソフト、どちらも大切なんだね!
・大雨でこんなに崩れるんだね…!いざという時のために、備えておく必要があるね。

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